じゃんぷの元気印さんの体調不良。パート３

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ー 名取side ー

今日は、比較的平和だった。

患者も少なく、ヘリ要請も今のところなし。

今日は俺がヘリ当番だったけど、楽でよかった。

……なんて思ってると、ヘリ要請が来ちゃうわけで。

白石「被害者は20代男性。首に火傷のような跡と、頭部に殴られたような跡があり、意識も無し。危険な状態らしいわ。すぐに向かう」

名取「わかりました」

白石先生、冴島さんと、すぐにヘリに向かう。


現場は、路地。あまり人気がないところだ。

「こちらです！」

そして案内された先には、1人の男性が倒れていた。

名取「翔北救命センターの名取です。聞こえますか？」

……反応はなし。出血もあるし、すぐに運んだ方が良さそうだ。


すぐにヘリまで連れていき、翔北まで運ぶ。

そのとき、ふと気がついたことがある。

白石「この人……なんか、名取先生に似てるね」

白石先生が呟いた。

名取「俺も、思いました……」

髪は茶髪で、服装も俺より派手だけど。

顔や身長、体型なんかが、俺に似てた。他人の空似ってやつ？

なんとなく……のレベルじゃないくらい似てた。


翔北につき、すぐに治療を開始。で、その患者を見るなり皆が、

「えっ！ 名取？」「そっくり……」「名取先生の双子？」

と言った。いや、それくらい似てんだわ、この人。

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