じゃんぷの元気印さんの体調不良。パート３

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それから、ライブ本編は無事に終了し、アンコールの準備。

有岡「はっ、はふっ……」

呼吸が苦しい。体が熱い。

伊野尾「大ちゃん……」

知念「大貴、無理しちゃダメだよ？」

山田「ダンスはないけど、無理ならあんまり……」

有岡「いいっ……行くっ……」

せっかく来てくれたファンの人たちには、最後まで楽しんで欲しい。だから、俺は頑張らないといけない。

たとえ、体が限界を超えていても。

八乙女「そろそろ出るけど……大ちゃん……」

有岡「行ける……」

八乙女「……わかった。無理しないで」

有岡「うんっ……」


ＪＵＭＰ「俺たちが〜？」

皆「Ｈｅｙ！ Sａｙ！ ＪＵＭＰ！」

そして、アンコールまで無事に終了。

皆「ありがとうございましたー！」

最後までお客さんに笑顔で手を振り、はける。

その途端、一気に体の力が抜けた。

伊野尾「大ちゃん！」

そばにいたいのちゃんが、倒れた体を支えてくれた。

有岡「い、のちゃっ……ごめ……」

伊野尾「ううん。大ちゃん、よく頑張ったね。凄かったよ」

有岡「お、れ……ちゃんと、できてた……？」

伊野尾「うんっ、うんっ！ 大ちゃんは、ちゃんとキラキラアイドルしてたよっ」

有岡「ふふ……よ、かった……」

安心して、俺はそのまま意識を失った。

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