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16 デートみたい ページ17

山田 side



日曜日。


駅前の広場で、俺は大ちゃんを待っていた。


大ちゃんは、俺の家に迎えに行くって言ってくれたんだけど、さすがにそれはいいと、駅前の広場で待ち合わせをすることにしたのだ。


約束の時間まで、あと15分。


ワクワクしすぎて、俺は早く来てしまった。


大ちゃん、早く来ないかな……。




大貴「山田、お待たせ!」



大ちゃんは、約束の5分前に来た。


基本、時間にルーズな子だから、少し遅れてくるかな? とも思ってたんだけど、そこはしっかりしてる。



大貴「ごめんね、待った?」


山田「ううん。俺が早く来すぎちゃっただけ」


大貴「よかったぁ」


山田「どこに行く?」


大貴「俺ね、遊園地行きたい!」


山田「遊園地?」


大貴「うん! あ、でも。これは山田へのお礼だから、山田が行きたいところでいいよ?」


山田「ううん、俺も遊園地でいいよ」


大貴「……本当? 俺に気を使ってない?」


山田「使わないよ笑 じゃあ、行こっか」


大貴「うんっ!」



そして俺たちは、遊園地へ向かった。



大貴「チケット代は俺が出す!」


山田「いいよ、結構高いし」


大貴「俺が出したいの!」



大ちゃんはそう言って聞かなくて、チケット代を出してもらっちゃった。



大貴「山田! 写真撮ろ!」


山田「うん笑」



2人で写真を撮ったり、アトラクションに乗ったり。


まるで、デートのような時間を楽しんだ。

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作者名:すず | 作成日時:2020年11月3日 11時

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