じゃんぷの元気印さんの体調不良。パート8

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山田のことを気遣いつつ、なんとかリハーサルを終えたときには、俺もぐったり。

ソファに横になって目を閉じていると、


中島「あっ、大ちゃん寝てる？」


裕翔の声。これはカメラ持ってるな……。

あえての、無視。


中島「大ちゃんの寝顔。大ちゃんのファンの子は喜ぶよ〜」


やっぱり撮ってた。

体調が悪いことがバレないように、いつも通りに振る舞わないと。

俺は、パチッと目を開けた。


中島「うわ、ビックリした(笑)」

有岡「撮るなよ〜。俺の寝顔は高いんだぞー？」

中島「お金とるの？(笑)」

有岡「ふふふふ(笑)」

中島「大ちゃん、いつもよりフワフワしてるね(笑)」

有岡「え、何が？ 髪？(笑)」

中島「髪もだけど、喋り方とか(笑)」

有岡「そーお？ いつもこんなんですよ、俺は」


そりゃフワフワしてるよ。熱あるんだもん。

それから裕翔がいなくなってから、俺は少しだけ眠った。


薮「大ちゃん、起きて。そろそろだよ」

有岡「ん……」


薮ちゃんの声で、起こされた。


薮「おはよ」

有岡「はよ……」

薮「そろそろだからね」

有岡「うん、わかったぁ……」


薮ちゃんに返事をして、あくびを1つ。

あー、まだダルい。しんどいかも。

そう思いつつ、バレないようにと気合いを入れ直す。

よし、頑張れ！ 俺！

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