じゃんぷの元気印さんの体調不良。パート8

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ー 伊野尾side ー


俺と知念と薮は、息子達のところへ行った。

伊野尾「あの」

「はい？ なんすか？」

伊野尾「大ちゃんのこと盗撮したのって、あなた達ですか？」

「ああ、有岡のこと？(笑)」

「俺らは拡散しただけで、撮ったのは父さんだよ。俺らが拡散したら、遊園地に連れていってくれるって」

「実際連れてってもらったし、今どきネットで拡散とか簡単だしな」

薮「ふざけんなよ。お前らのせいで、大ちゃん外に出るのが怖いって言ってんだよ」

「俺らに言われても、なぁ？(笑)」

カシャ

シャッター音がした方を見ると、知念がスマホを構えていた。

知念「じゃあさ、僕がこれを、あんたらの名前付きで拡散されても文句言わないんだよね？」

「てめえ、何してんだよ！」

知念「あんたらが大貴にやったのは、こういうことだよ。自分らが何したか、分かった？」

伊野尾「今すぐ拡散したやつ消せ。じゃないと俺ら、マジで何するか分かんないよ？」

「ちっ。……これでいいかよ」

息子の1人が、『ついーとを削除しました』の画面を見せた。

伊野尾「どうせお前ら全員拡散してるんだろ？ 全員消せ」

「ちっ。……ほらよ」

他のふたりも、同じ画面を見せた。

薮「これに懲りたら、２度とこんなことするな」

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