☆ ページ27
side A
「返事来なくなったし、お開きにしようか」
「うん」
あれから一時間
ピタリと止まった佐野くんの返信。
そして私達はそれぞれ家に帰ることにした。
帰りの電車の中も
ずっと佐野くんの事が頭から離れない。
でも私いっつもそう。
何もあるわけじゃないのに
佐野くんでいっぱいいっぱいになる。
気づいたら佐野くんのことばっかり。
重症過ぎてやってられない。
・
家に帰ってご飯を食べてお風呂に入って
ベッドで寝っ転がってぼーっとしてた
その時
うるさくスマホのバイブが響いて
私は顔を顰めつつ
それを取った。
「……もしもし」
「あ、起きてた？」
「もう。何。隼。」
「暇」
「はあ？」
……何こいつ。
隼にとって私は暇つぶし要員かよ
まあ、いいけど。
「あのさ〜元気？」
「え？」
「なんか声に元気がないよ」
「……そっか」
「玲於となんかあった？」
「え？！」
「わかりやす、」
ケラケラと笑う隼。
慌てて自分を取り戻す。
「隼の馬鹿野郎」
「……乙女だね、A。笑」
……ああもうダメ。
やっぱり佐野くんが絡むと
私が私でいられない。
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すず(プロフ) - 聖也さん» 長岡ムカつきますよね、、文字をうちながらもイライラしてます笑 (2017年5月2日 20時) (
レス) id: d2dd238957 (このIDを非表示/違反報告)
聖也(プロフ) - な、長岡め…！ (2017年5月1日 22時) (レス) id: 34ecd099f6 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 聖也さん» コメントありがとうございます(^^) ハマって頂けて光栄です！これからもどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年4月29日 13時) (レス) id: d2dd238957 (このIDを非表示/違反報告)
聖也(プロフ) - 主人公が人間らしいというか、以外と自己中で良い感じに卑屈でウザい所がまた現実感があって面白いですね。玲於君も隼君も素敵過ぎるしもう沼みたいにハマりました。 (2017年4月27日 15時) (レス) id: 34ecd099f6 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - れなさん» ほんとですか？！ 占ツクに至っては初心者なのでそう言ってもらえると嬉しいです(^^) (2017年4月5日 19時) (レス) id: d2dd238957 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すず | 作成日時：2017年4月4日 0時
