検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:8,570 hit

新しい人? ページ8

そんなこんなで頭をぐるぐると回転させ考えていると。

いつの間にか、お店に戻ってきていた。

ま「Aちゃん。さっきからぼーっとしてるけど大丈夫??」

「大丈夫です!大丈夫です!あの、初めてのことが多すぎて…」

ま「そーいうものだね…初めはみんな」

コトッという音がして。

下を見るとまふまふさんがお茶を入れてくれていた。

「あ、ありがとうございます」

小さくもお礼を言う。

ま「んーん、お礼なんて言わなくていいからね。これからシェアハウスの仲間になるし、ね?そらるさん」

そらるさん?一瞬誰に話しているかなんて分からなかった。だけど、

「んー、そうだな。」

と言う声を聞いて理解した。


「あ、あの、今日からお世話になります。」

「ん、よろしくねAちゃん。おれは一ノ瀬彼方、知ってると思うけどそらるです。」

「そらるさん…」

「ん??どうした?」

「あ、いやなんでも」

嘘…なんでもある、私の大事な人のお兄さん…

「遠慮しなくていいのに…」

「本当に、なんでもないですよ」

今話すことではないな。亡くなってしまった弟の話なんて。

Aは残っているお茶を飲み干し考えるのをやめた。

「わ、私、荷物片付けてきます」

余計な邪念は追い払う。モヤモヤした心を

打ち消すようにA階段へ上がっていった。

部屋ってもう少しこじんまりしてると思ってた、→←ここで過ごすの大変そうです。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , AtR , 探偵
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:海梅 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/miumedesu  
作成日時:2017年7月30日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。