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22話 ページ21
店に戻ると、大体は片付けたのか以外と
綺麗になっていた。
「やっぱり��も真冬も彼方もいないか」
カウンターにあるトレーをとり、
テーブルのグラスやお皿を回収する。
「それにしても、今日はやけに疲れる。」
とりあえず、回収したグラスなどをカウンターに置きテーブルを拭きながら
ふと、椅子の隙間にガラスの破片が刺さっているのが見えた
よく考えれば...
「ここ、あの人の」
仕組まれたな..
なんて少し思ったけど、気づいたんだから
気にしない、できるだけそっととったつもりだが
少しだけ破片が刺さってしまったので
血がつかないよう右手を使わずに
テーブルを拭いた。
「よしっ」
あとはグラスを洗うのみなんだけど
「絆創膏か..」
カウンターの近くにあったような気がして
カウンターの方に行くと
水の音が聞こえた
暗くてよく見えないが誰かいるみたいだ
そっと近づいたら
そこにはそらるがいた
彼は私を見て水を止めるとだんだん近づいてきた
逃げようと下がったら壁に追い込まれてしまい、仕方なく話しかける
「な、んのようなんです」
そ「....」
「用がないんだったらいど.....んっ」
そ「...はぁ」
「何して」
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聴きながら読むのにオススメ曲
フラジール(そらるluz）
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作者名：海梅 | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/miumedesu
作成日時：2016年11月19日 22時
