宮の弟です。【男主】 (ページ36)

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チーム決め完了…
侑と銀島先輩、治とりんたろ先輩で試合(3セットマッチ)は始まった。

まずは侑のサーブ。
ジャンケンで決めました()

ちなみに侑のサーブが俺の中で1番見るべき所。
『…。』

歩数でバレるやろ。
俺は同じ歩数で別のサーブ打てるようにせなアカンかもな。

ふふふ…楽しい。
治のオールラウンド…、てか

このチームで何か一つに特化してる人って居らん気する。
みんななんでも出来てはる。

そう思うとこのチーム凄い強いんやな。
『フッフ、楽しいなぁ』

角名「何が」

『うお、びっ、くりした…』

普通にめっちゃびっくりした。
角名「で、俺達に点」

『あ、ほんまや。さーせん』
忘れてた。

角名「いいよ」
優しいなぁ好き()

俺はそれから先輩達のプレイをじーっと見ていた。
侑のサーブとか、トス。治のスパイクとかを

何もかもをとりあえず頭にぶち込んだ。
『これ、今度の1日練で溶かさなアカンなぁ、』

銀島「何を」

『びっ…、くりした…銀島先輩』
銀島「点、よろしくな」

またもや忘れていたか、すみません。
『ぼーっとしてたっぽい。さーせん』

ええよ、と試合に戻って行く銀島先輩。
俺もあの中に混じりてぇ…、けど今回は自分で点数係やる言うたからな。

しっかり最後までせなアカン。
『頑張れー！りんたろ先輩！』

侑が俺とちゃうの？！
と言っているが気にしない気にしない。

その間りんたろ先輩が小さく手を振ってくれていました。