宮の弟です。【男主】 (ページ29)

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そして、部活開始。
『はぁ…、』

初っ端からでっかい溜息を吐く。
それを見たのか、尾白先輩が

尾白「そんなでっかい溜息吐いてどうしたんや？」
と、聞いてくる。

俺はこれにも馬鹿正直に答えた。
『言っちゃアカン奴に言ってしもうたんです…』

と半ば涙目で言う。
マジでつらい、絶対ついてくるもん双子達…、他は知らんけど。

すると、背後から赤木先輩が
赤木「なんや、何話しとんの？俺にも聞かせてや」

と、絡んでくる。
うぅ…、これって言うてもついてこんよな…、来たら困る。

『えー、と』
尾白「なんか、言っちゃアカン奴に言ってもうたんやて」

赤木「どんな事言うたんや」
治に聞いて欲しい…俺は言いたくねぇ…

『…、治に聞いてみて欲しいです…、悪いですけど…』

ええよええよ分かった、と言いながら俺の頭をポンポンする。
ちなみに俺はこれに弱い。

で、俺の貯金…

俺の貯金はせいぜい…、俺ともう2人位がやっとお泊まり出来る程度(控えめ)
3万円(現金)は絶対ある。通帳にあるヤツとカードに最近からちまちま貯めてるヤツ。

ちゃんと自分の持ってるお金把握してないの馬鹿やな。
ほんまになぁ…、ってか

いやいや、俺の生活費見たら出し合って貰わんと無理やで。
ほんまに…、赤木先輩達とも行きたい…けど…、そんな時間…作れへんと思うし…。

うぅん…。困った困った(棒)