宮の弟です。【男主】 (ページ26)

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騒がしくならなかったのはええけど、
チューペットの話してないのを気付いた。

『りんたろ先輩りんたろ先輩』
角名「何？」

りんたろ先輩に話し掛ける。
『今日のお礼って言っちゃあなんやけど、チューペットあるんで』

と言い掛けると
角名「チューペット…？」

と目を光らせて俺を見るりんたろ先輩。
チューペット…もしかしなくてもめっちゃ好きなんかな？

せやったらタイミングばっちしやな。
買ってくるの結構稀やし、しかもほぼほぼ気分で買うからな。

『おん、チューペット。』
角名「…くれるの？」

俺はコクリと頷く。すると、
角名「じゃあ帰り際部屋寄ってくね」

との事。なので、俺は心の中でガッツポーズをした。

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その後…5時限目。
来たぞこの時。俺は課題を提出し、席に着く。

科目は数学。え？
二時限目もあったよねって、それね、面倒臭い先生が出張で居なかったからやな。

その二時限目は結局自主学習。
担任の先生がこれとこれと…ってやる所を言ってる時はちゃんと聞いてたんやけど、

担任が抜けた途端に眠くなってん。
寝ちゃった☆

のはさておき、面倒くせぇ先生の授業が始まった。
…何言ってるのか全く分からへん。

そのさぁ…数式？
応用とか言うけど俺にそれはダメや。

そういうの分かんない。

俺はそんな意味分からへんヤツ考えてても…、と思い、
オフの日が２日重なった時ににしたい事を考えた。

…短い旅行、行こうか。