宮の弟です。【男主】 (ページ3)

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試合は俺のチームの勝ち。
途中、侑のサーブ拾えなかったケド。

落とすと毎回
侑「はーい、おっつー(煽)」
と言ってくるので、飛び膝蹴りをかましたかったです。
ぶっ飛ばすぞこの野郎。

『侑のサーブ拾えんのは仕方ないよ、ねえ、りんたろ先輩』
角名「うん。しょうがないと思う。」
『ほれみろ！！』

侑「ああ？」
『うっさいわ、てか俺のサーブたまに拾えん奴(侑)が何ゆうとんねん！』
侑「はぁ？拾えなかったんは…その、なんつーか」
『理由無いんなら言わんくてええわ。』
侑「理由、あるわ！」
『じゃあ何、言ってみろや』

　なんて言い合いが少々続いて、それから北先輩が来た。

北「うるさいで、侑。Aもや、喧嘩売らんの」

ど正論。
ヒエ…怖い理由分かったわ。ってなった。

北先輩凄い。侑が黙った。俺の正論パンチじゃ効かんのに…ｯﾁ。
尊敬と共に、恐怖を憶えたのは記憶に新しい。

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『ねね、りんたろ先輩。』
角名「？どしたの」
『体幹凄い。カッコいい！』
角名「う、うん。ありがと」

そして侑から
侑「…ｼﾞｰ」

視線がくる。これは俺も褒めての視線やな。おし。
『…、侑もサーブ、取りにくかったで。(上手ね)』
侑「そうやろ！」
『うん。』

侑、一応お兄ちゃんなんやけどな…。
弟に褒められて喜ぶ兄て、おもろいわ。