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「めめはほんとにずるいなぁ。中身もかっこよくてさぁ。日本だけじゃない、世界にもたくさんのファンがいるのに、ひとりの男としてAちゃんを守ってくって決断したわけだもん。そんな簡単な思いじゃないよね。」
「…そうですね。」
仕事と恋愛の両立は難しい。
俺は器用に生きられない。
そうやって言ってきた彼が、ひとつ殻を破ろうとしている。
私たちの未来のために。
「これはもう世の中の男性はすんごい頑張んなきゃいけないね。めめが理想です！って女の子が彼女になったらなかなか厳しいんじゃない？」
高瀬さんは、罪な男だと笑い飛ばした。
「いろいろあると思うけど、とにかく幸せになんなよ。おじさんもAちゃんのこと全力で守るからね。」
「心強いです。」
「本当におめでとう。」
「ありがとうございます。」
高瀬さんから彼とのことを根掘り葉掘り聞かれて、恥ずかしかったけどちゃんと答えた。
ずっと話したかったけど話せなかったことも含めていろんな話ができて、ずっと心の中にあった罪悪感みたいなものが浄化されていった。
「ただいま。」
「蓮おかえり。」
その日の夜、仕事を終えた彼が帰宅した。
もこちゃんが一目散に玄関へ走っていき、彼は抱きとめる。
その光景をなんの躊躇いもなくカメラに収めた。
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涼-suzu-(プロフ) - ﾊﾞｹﾓﾉさん» ありがとうございます。とにかく直球ストレートな彼を表現したかったので、ドキドキしていただけてよかったです。次回もよろしくお願い致します☺︎︎︎︎ (3月22日 19時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾞｹﾓﾉ(プロフ) - 完結おめでとうございます！目黒くんとの恋素敵でした！目黒くんのまっすぐな気持ちとか本当に素敵だなって思いました！毎回ドキドキがすごくて読んでいて楽しかったです！第7弾も楽しみにしてます！ (3月21日 22時) (レス) @page45 id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2024年3月13日 16時
