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そして私はスタジオに向かう。
今日は休みのはずなのに案の定高瀬さんがいて思わず笑みが溢れた。
休みの日でもカメラに触れて、普段できない手入れやスタジオの整理整頓も自ら率先して行う。
「高瀬さん、お疲れ様です。」
「おお、Aちゃん。どうしたの休みの日に。」
私がこのスタジオに入りたての頃も、早くカメラを触れるようになりたくて休みの日にここへ来ていた。
その度に高瀬さんはいて、どうしたの？って優しく聞いてくれた。
「高瀬さんに、言わなきゃいけないことがあって。」
「コーヒー淹れようか。」
「ありがとうございます。いただきます。」
高瀬さんはマグカップをふたつ並べた。
そこにプリントされている写真は彼が撮ったものだ。
「真面目な話？」
「かなり。」
「心の準備だけさせて。」
高瀬さんは大きく深呼吸をした。
そしてコーヒーをひと口飲むと、どうぞと手のひらで示してくる。
「高瀬さん、私…結婚することになりました。」
「…。」
「…、」
「…え？けっ、こん？」
「まだ先の話になるんですけど、高瀬さんには伝えておきたくて、」
「あー！よかったぁ！」
突然大きな声を出してソファーの背面に全体重を預ける。
こんなにへにゃへにゃな高瀬さん初めて見たかも。
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涼-suzu-(プロフ) - ﾊﾞｹﾓﾉさん» ありがとうございます。とにかく直球ストレートな彼を表現したかったので、ドキドキしていただけてよかったです。次回もよろしくお願い致します☺︎︎︎︎ (3月22日 19時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾞｹﾓﾉ(プロフ) - 完結おめでとうございます！目黒くんとの恋素敵でした！目黒くんのまっすぐな気持ちとか本当に素敵だなって思いました！毎回ドキドキがすごくて読んでいて楽しかったです！第7弾も楽しみにしてます！ (3月21日 22時) (レス) @page45 id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2024年3月13日 16時
