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1人の方がゆっくりできる。
蓮と入るとドキドキするし、落ち着かない。
2人を見送ってベッドにダイブする。
近くに置いてあったカメラを手に取って今まで撮った写真をただ眺めた。
このカメラで初めて撮ったあの日から、私は本当に成長できているのだろうか。
自分ではわからないけれど高瀬さんに認めてもらえたことは自信に繋がる。
味方でいてくれると言ってくれたから失敗しても立ち上がれる。
そして蓮が応援してくれてることが何よりも心強い。
「データ、蓮にあげなきゃ。」
1番最後に撮った彼ともこちゃんの写真。
できるなら消したくない。
この中に残しておきたい。
「めめじゃん。」
「！？」
突然背後から声が聞こえて起き上がると、もうひとつのベッドに腰掛けた浴衣姿の渡辺さん。
「見せて、それ。」
「ど、どうぞ。」
「Aちゃんにしか撮れない表情だな。全てを許しきってる感じ。」
「でもこの顔はもこちゃんに向けたものなので。」
「そもそも俺らがいる時、そこまで犬と戯れないもん。」
「そうなんですか？」
「だからこれはAちゃんにしか撮れない。もこちゃんに向けてるようで、Aちゃんにも向けてんのよ。」
「…、」
「どう？こんなめめは独り占めしたい？」
彼に視線を向けるとしたり顔をしている。
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涼-suzu-(プロフ) - ﾊﾞｹﾓﾉさん» ありがとうございます。とにかく直球ストレートな彼を表現したかったので、ドキドキしていただけてよかったです。次回もよろしくお願い致します☺︎︎︎︎ (3月22日 19時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾞｹﾓﾉ(プロフ) - 完結おめでとうございます！目黒くんとの恋素敵でした！目黒くんのまっすぐな気持ちとか本当に素敵だなって思いました！毎回ドキドキがすごくて読んでいて楽しかったです！第7弾も楽しみにしてます！ (3月21日 22時) (レス) @page45 id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2024年3月13日 16時
