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「で、なんでAがここに？」
「ラウールさんに、呼ばれたの。」
「…あいつが、」
「うん。」
「さすがだな。俺のことよくわかってる。」
やっぱり許すか…なんて微笑みながら、点滴をつけてない方の手を伸ばして私の頬に触れた。
「めちゃくちゃ会いたかった。」
「っ、」
「目ぇ開けたらいるんだもん。一瞬天国かと思った。」
「やめてよ。」
「なんかさ、本当の自分わかんなくなっちゃって。」
「…。」
「頭ん中ぐちゃぐちゃで、クランクアップしてもその役がどこかにいてさ。しばらくしんどいかもなって思ってたけどAの顔見たらちゃんと戻ってこれた。」
「…よかった。本当にお疲れ様。」
「ありがとう。」
「痩せたね。」
「…はい。」
「作り置きしてたご飯食べてない時あったもんね。」
「…、はい。」
「蓮、」
「すいませんでした。」
「怒ってないよ。違うの。それだけ本気で戦ってきたんだねって褒めたくて。私、ドラマ見てるよ。映画も見に行くから。」
「見てくれるの？映画。」
「当たり前じゃん。」
「…頑張ったから、ぜひ見てほしい。」
「うん。」
蓮だけど蓮じゃない。
どんなラブストーリーであろうと、彼が何者かに扮して頑張ってる証がそこにあるなら私はそれを見たい。
よくやったねって改めて褒めてあげたい。
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涼-suzu-(プロフ) - ﾊﾞｹﾓﾉさん» ありがとうございます。とにかく直球ストレートな彼を表現したかったので、ドキドキしていただけてよかったです。次回もよろしくお願い致します☺︎︎︎︎ (3月22日 19時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾞｹﾓﾉ(プロフ) - 完結おめでとうございます！目黒くんとの恋素敵でした！目黒くんのまっすぐな気持ちとか本当に素敵だなって思いました！毎回ドキドキがすごくて読んでいて楽しかったです！第7弾も楽しみにしてます！ (3月21日 22時) (レス) @page45 id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2024年3月13日 16時
