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「Aちゃんはね、俺にとって娘みたいなもんでさ。だからずっと目の届くところにいてほしい気持ちもあるのよ。でもそうやって甘やかしてたら次に進めないでしょ？Aちゃんのために心を鬼にする時もあるけど、嫌いにならないでね。」
「なりませんよ。嫌いになんて。今日は本当にいい環境で撮影させてくださってありがとうございました。」
「俺はいつでもAちゃんの味方。それだけは忘れないで。」
私は大きく頷いた。
仕事が終わって駐車場に行くと私の車の近くに人影が見えた。
一瞬身構えたけれどあのフォルムはどう見ても彼で、急いで車に向かった。
「蓮。」
「お疲れ様。」
「危ないでしょ、誰かに見られたらどうするの。」
「久しぶりに一緒に帰りたくて。」
「今日は自分の家帰るけど…。」
「じゃあ手伝うから俺ん家に荷物運ぼうよ。」
「疲れてるのにいいの？」
「今日はAとの仕事が最後だったから疲れなくなっちゃった。」
彼の方を見るとたしかにあの日よりは幾分か顔色がいいように見える。
助手席に乗る彼に帽子を目深に被らせた。
何回言っても忘れて目黒蓮のままで隣にいるからヒヤヒヤする。
でもこれは計算ではなく彼の天然なところ。
そしてまた、呆れながらもかわいいと思ってしまう私。
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涼-suzu-(プロフ) - ﾊﾞｹﾓﾉさん» ありがとうございます。とにかく直球ストレートな彼を表現したかったので、ドキドキしていただけてよかったです。次回もよろしくお願い致します☺︎︎︎︎ (3月22日 19時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾞｹﾓﾉ(プロフ) - 完結おめでとうございます！目黒くんとの恋素敵でした！目黒くんのまっすぐな気持ちとか本当に素敵だなって思いました！毎回ドキドキがすごくて読んでいて楽しかったです！第7弾も楽しみにしてます！ (3月21日 22時) (レス) @page45 id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2024年3月13日 16時
