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「プライベートで撮ったことないの？」
「ないです。初めてはお仕事って決めてるので。」
「今俺と撮ったみたいなツーショットも？」
「撮ったことないですね。仕事柄、スマホの写真フォルダってどのタイミングで誰に見せるかわからないので。」
「プロやな〜。」
「ずっと一緒にいたいんです。それにプライベートのあの人は撮らなくてもいつだって思い出せますから。」
「…、」
「あ、すいません。しゃべりすぎました。」
「羨ましいわ。俺も彼女ほしい。」
「いるかと思ってました。」
「おらんよ〜。ま、今はファンが彼女やから。」
ふざけた決め顔を見せてメイクの続きをしに控え室へと戻っていった。
いつもこんな調子の向井さんだけど、シャッターを切ればかっこよく決めてくれる。
カメラが趣味なだけあって綺麗な撮られ方をわかっている。
自分からこんなポーズはどうかと提案して、高瀬さんも次々にシャッターを切っていく。
「ええね〜。かっこいいやん俺。」
「うん、かっこいいです。」
チェックをしていたらまたアイディアが出てきたようで、高瀬さんと話し合いながら撮影を続けていた。
「ほなまたね、Aちゃん。」
「はい。お疲れ様でした。」
「いつか俺のこと撮ってな。」
めめのあとでいいからと私にだけ聞こえる声で言う。
「頑張ります。」
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涼-suzu-(プロフ) - ﾊﾞｹﾓﾉさん» ありがとうございます。とにかく直球ストレートな彼を表現したかったので、ドキドキしていただけてよかったです。次回もよろしくお願い致します☺︎︎︎︎ (3月22日 19時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾞｹﾓﾉ(プロフ) - 完結おめでとうございます！目黒くんとの恋素敵でした！目黒くんのまっすぐな気持ちとか本当に素敵だなって思いました！毎回ドキドキがすごくて読んでいて楽しかったです！第7弾も楽しみにしてます！ (3月21日 22時) (レス) @page45 id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2024年3月13日 16時
