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「もちろん彼の職業柄気をつけなきゃいけないこと、気配りしなきゃいけないことはたくさんある。前に付き合ってた時よりもうんと人気になってるから更にね。でも2人きりの時間だけでもそういうの一切忘れて、なんていうか…深澤くんを深澤くんとして見てあげてね。」
「花菜…。」
「時間はみな平等、そして有限。Aたちは特にそれを感じるんじゃない?」
「そうだね。」
実際、会える時間はかなり少ない。
それでも私は幸せだった。
また彼のとなりにいることを許してもらえたし、その少ない時間の中でも恋人としてのコミュニケーションをしっかり取れているから。
いやらしい意味ではなく、目を合わせて会話したりなんでもないことで笑ったり、そういうこと。
「本当に嬉しいの。Aが勇気出してやっと前に進めて。」
今度は泣き出してしまった。
こういうのも花菜のかわいいところで見てて飽きない。
「花菜が無理矢理会わせちゃったし、Aのこと泣かせたから。全部終わったと思って。」
「大丈夫だよ。」
「落ち込んでたら深澤くんもそう言ってくれた。ありがとうって。せっかくだから美味い飯食って元気出して、仲直りしなねって。」
「うん。」
「Aの彼氏、本当に優しいね。2人とも似てる。」
「似てる?」
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涼-suzu-(プロフ) - ぴさん» ありがとうございます。キュンを届けられてよかったです。第3弾の連載が始まったらそちらもぜひよろしくお願い致します☺︎︎︎︎ (1月22日 6時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - こんばんは。久しぶりにこんなにきゅんきゅんしました。続きが読みたいなぁなんて思ったりしました。機会があればぜひよろしくお願いします。いつも素敵なお話をありがとうございます。 (1月21日 3時) (レス) id: 513aa6bd75 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - バケモノさん» ありがとうございます。どタイプだなんて嬉しいです。照れるなぁ。(お前のことじゃない)これからもどうぞよろしくお願い致します! (1月19日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - 甘さん» こちらこそ読んでくださってありがとうございます。大好きなふかざわくんといい恋ができたみたいでよかったです。いつでもまた甘くて優しい彼に会いに来てくださいね。 (1月19日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - 暖音さん» ありがとうございます。あの声色のせいでどうしても甘々に仕上がってしまうのですがいいですよね!?笑 第3弾もキュンをお届けできるように頑張ります。 (1月19日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2024年1月9日 16時