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「よく考えたら初対面でしょっぴーは失礼ですよね。えーっと…」
「渡辺です。」
「あぁそうだそうだ。渡辺さん。」
「でもいいっすよ。しょっぴーで。」
「え、でも…」
「いいっすよとかスカしてますけど実はしょっぴーって呼ばれて喜んでますから。」
「そうなんですか？」
「おい言うなよ。」
「…あ、そういえばお姉さんの名前って、」
「お前先生とか言っといて名前知らないのかよ。」
「聞きそびれて。」
「…Aです。」
「Aさんね、オッケー。」
「見た感じ俺らより若そうだけど。」
「28です。」
「言うほど変わんなかったわ。ほぼ同世代。」
2人は顔を見合せて笑う。
エレナがこの光景を見たら尊いって泣き出しそうだな。
「すいませんお仕事終わりに呼び止めちゃって。」
「いえ、こちらこそ。」
「またジムで会った時はよろしくお願いします。」
「は、はぁ…。」
何をよろしくなのかわからずに頷いた。
「あ、そうだ。」
岩本さんが笑顔で私の前に差し出したのは包装されたチョコレート。
「あげる。」
反射的に手を出したらちょこんと置かれた。
「じゃあまた。無理しないでくださいね。」
「…ありがとうございます。」
私の言葉に手を挙げて応える岩本さんとしょっぴーの背中をぼんやり見つめる。
「俺も今度ボクシング教えてもらおっかなぁ。」
「ダメ。」
「なんでよ。」
楽しそうな2人の会話を聞いてから私も背を向けて自宅方面へ。
ますますエレナに言いづらくなってしまった。
けど彼女の推しのしょっぴーにまで遭遇してしまったら黙っておくわけにもいかないよなぁ…。
いつか言わなきゃ、いつ言おうか。
泣くかな、怒るかな。
「ん、おいしい。」
彼にもらったチョコレートはビターで私の好きな味だった。
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涼-suzu-(プロフ) - いちごミルクさん» ありがとうございます。すのさん知らない方にも読んでいただけてるとは…！光栄でございます。これからもぜひすのさんのほうもよろしくお願い致します。笑 良いお年を☺︎︎︎︎ (12月31日 7時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - ちゃこさん» 初コメありがとうございます。待ち遠しいと思ってもらえてとても嬉しいです。これからもよろしくお願い致します。そして良いお年を☺︎︎︎︎ (12月31日 7時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク - 涼さんの作る作品どれも面白く、表現の仕方が激うますぎて大大好きです！どうしてるんですか〜？？（笑）SnowManをしらないいちごですが、めちゃくちゃドッキドッキしましたあ！！こらからも楽しみにしてます！良いお年を！！ (12月30日 22時) (レス) @page50 id: 0fded84a07 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - 年の終わりに初めてコメントさせて頂きます☺︎涼さんの作品どれも面白くて大好きです！新作が待ち遠しい。来年も素敵な作品を楽しみにしてます！良いお年をお迎え下さい！ (12月30日 11時) (レス) @page50 id: 32f43d46b4 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - げぼくさん» ありがとうございます。心臓ぶっ壊れませんでしたか？笑 好きって言ってもらえてすごく嬉しいです。これからもよろしくお願い致します☺︎︎︎︎ (12月25日 14時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2023年12月13日 17時
