41 side M ページ41
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翔太の家から帰宅してひと息ついたところで知らない番号から電話が来た。
ふとよぎるのはAさんで、出てみたらビンゴだった。
飲みに行きませんかと言う声は随分と弱っているように聞こえて頷いた。
居酒屋に着いた途端豪快な飲みっぷりを見せる彼女を心配に思っていたら顔は赤くなっていくし、表情はふにゃふにゃになっていくし…。
そういえばあんまり強くないって言ってたような。
「みゃーだてさぁーん…」
早めに止めておくべきだったと後悔。
「もうお水にしましょう」
「やーだ。飲む」
「明日お仕事じゃないんですか？」
「お仕事。でもだいじょーぶい」
「…どこがだよ」
店員さんにお冷をお願いして、半分残った彼女のビールを奪って飲み干した。
「あー…」
「お酒はもう終わりです」
「けち」
「なんとでも言ってください」
「みやだてさん、」
「なんですか？」
「やっぱり、わたしが悪いんですかね」
「…」
「わたしが、」
「悪くないです」
「…」
「Aさんはなにも悪くないですよ」
「私ばっかり頑張って、ばかみたい」
テーブルにぽたりと水滴が落ちた。
「あーほらぁ！みやらてさんがやさしーから」
涙を拭おうとした手を掴み、代わりに自分の手で拭う。
彼女はキョトンとした顔になった。
「泣きたい時は泣いていいって言ったじゃないですか」
どうせ旦那さんの前では泣けないんでしょ。
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涼-suzu-(プロフ) - たかすさん» はじめまして。喜んでいただけてよかったです！ (4月13日 9時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
たかす - 初めまして。懐かしのふかさくカップルに出会えて嬉しいです！！！その後を知りたかったので！！！短編でもお待ちしてますね。 (4月12日 21時) (レス) id: 9e0abdd975 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - シラユキ。さん» シラユキ。様の名前…と思いきやすいません、過去作に存在します。笑 あのお話のみやだてくんストーリーです！最後まで楽しんでくださいませ(ニヤニヤ)私もシラユキ。様大好きです。 (11月4日 18時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
シラユキ。(プロフ) - カフェ白雪、？ｷｬｯ///ってなんか勝手に一人でなってたら あれ、何か知ってるぞ？？ってなって涼さんの過去作品見に行ったら存在するじゃないですか…私の照れ返してください！((理不尽))でも涼さんのそういうところ好きですよ！！！！！！！！ (11月3日 18時) (レス) @page39 id: fd9c934f53 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - 多界隈オタクさん» 過去作と繋げたくなっちゃう涼さんの悪いくせです★離れなくていいですよ！笑 (10月30日 20時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2023年10月23日 17時
