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「宮舘さんも美容院ですか？」
「いえ、俺はここには行っていません」
「渡辺さんに切ってもらったりしないんですね」
「俺が行くとバリカンで全部刈られそうなんで」
「え」
「僕は彼のこと好きなんですけど、彼はそうでもないというか」
「…」
「まあ、あまり顔は見たくないのかな。…とか」
彼の言葉、声に表情。
いろんなところから渡辺さんとなにかあったんだろうと察する。
なにがあったかは聞けないけど。
「あ、」
「どうしました？」
「いい匂いすると思ったら、それ」
彼が手に持っている紙袋を指さす。
私のお気に入りの石鹸屋さんのものだ。
「僕、肌が弱くて。ここのはいい香りだしかぶれることもないからずっと使ってます」
「私もよく使いますよ。はちみつの石けんが好きなんです」
「…一緒だ」
「ん？」
「いえ、なんでも。はちみつの石けんいいですよね。普段はレモングラスの香りを使用していますがたまに気分を換えてはちみつ使ってます」
レモングラス…。
今度私も気分転換に使ってみようか。
気持ちがさっぱりしていいかもしれない。
「これからどこかへお出かけですか？」
「特には…」
「でしたらウチでお茶していきません？」
「え、」
「せっかく髪もセットしてもらったんですから。とてもお似合いですし、どこにもいかないのはもったいないと思って。…余計なお世話ですかね？」
「…そんなことありません」
私は彼について行き定休日の【Rire】へ行くことを選んだ。
建前だったとしても、思っている以上に彼の言葉が嬉しかったのかもしれない。
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涼-suzu-(プロフ) - たかすさん» はじめまして。喜んでいただけてよかったです！ (4月13日 9時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
たかす - 初めまして。懐かしのふかさくカップルに出会えて嬉しいです！！！その後を知りたかったので！！！短編でもお待ちしてますね。 (4月12日 21時) (レス) id: 9e0abdd975 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - シラユキ。さん» シラユキ。様の名前…と思いきやすいません、過去作に存在します。笑 あのお話のみやだてくんストーリーです！最後まで楽しんでくださいませ(ニヤニヤ)私もシラユキ。様大好きです。 (11月4日 18時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
シラユキ。(プロフ) - カフェ白雪、？ｷｬｯ///ってなんか勝手に一人でなってたら あれ、何か知ってるぞ？？ってなって涼さんの過去作品見に行ったら存在するじゃないですか…私の照れ返してください！((理不尽))でも涼さんのそういうところ好きですよ！！！！！！！！ (11月3日 18時) (レス) @page39 id: fd9c934f53 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - 多界隈オタクさん» 過去作と繋げたくなっちゃう涼さんの悪いくせです★離れなくていいですよ！笑 (10月30日 20時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2023年10月23日 17時
