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ラウールさんは苦笑いしてコップに水を注いでくれた。
そして薬を飲む私をまじまじと見つめてくるから緊張して飲みにくい。
「なんか口の中苦くなってきた」
「飲んだの私なのに…?」
「想像しちゃったの。…おお、鳥肌立った」
なんでもできちゃう完璧なラウールさんでも苦手なことってあるんだ。
粉薬が苦手なの、かわいい。
「ご飯も食べて薬も飲めたからあとは寝てゆっくりしとこうね」
「…帰っちゃいますか?」
「…。帰ってほしくない?」
「…」
「…」
「いてほしい、です」
「じゃあまだ帰んない」
だから寝てな?と部屋のベッドへ誘導された。
そして片付けるために部屋から出ていこうとするのを止め、手首を握った。
「どした?」
「ここにいてください」
「…ん。手、握る?」
頷いたら両手で包んでくれたラウールさん。
自分でお願いしといてなんだけど、お母さんが言ってたように余計に熱が上がっちゃいそうだ。
「ラウールさん」
「んー?」
「ききたいこと、あって」
ちゃんと確かめようと思ってたことをふと思い出した。
このタイミングで?って感じだけど、思い出すとどうしても知りたい。
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涼-suzu-(プロフ) - みかんみたいなオレンジさん» コメント全然気づかなくてごめんなさい!超絶返信が遅くなってしまいました…。涼担になってくださってありがとうございます。笑 これからもぜひニヤニヤしながら読んでください。ニヤニヤしながら執筆している私より。 (1月14日 8時) (レス) @page31 id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
みかんみたいなオレンジ - 私、実は涼さんの大ファンでして…まじでラウール君が消防士になってる姿を妄想しては終始気持ち悪い笑みを零していましたキモチワルイ (10月15日 15時) (レス) id: 9d2fbf6ffa (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - シキさん» ありがとうございます。20歳になったので大人な彼を(勝手に)解禁いたしました! (10月12日 8時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - 完結おめでとうございます。少し大人っぽいラウに終始きゅんきゅんしておりました!after storyも最高です🤍 (10月11日 20時) (レス) @page30 id: fa47139e50 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - シラユキ。さん» ありがとうございます。ニヤニヤ道連れ成功ですね。むふふ。世話焼きな友達も楽しんでもらえましたか?笑 シラユキ。様もどうかお気をつけくださいませ☺︎︎︎︎ (10月8日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2023年10月3日 16時