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私はラウールさんと会うのが少し億劫になってしまった。


それでも彼の前では今まで通りにしているつもりだけど。



「はぁー…」


「ため息でか」


「まぁわからなくもないけどさ」



学校にて、時間が経つにつれて私のため息は多くなるし大きくもなる。


その理由はひとつ。



「5限終わったら消防の講演だもんね」


「仕方ないよねぇ。ラウールさんはここから1番近い消防署に勤めてるんだし」



今日ラストの授業が消防の講演会で、実際に消防士さんが話をしに来てくれる。


ラウールさんが講演するわけではないけれど補助メンバーとして来るらしい。


嬉しいはずなのに。



「会いたくないぃ…」


「んなこと言ったって」


「ていうかAが見た人って元カノかも、しれない人でしょ?仮に本当にそうだったとしてももう恋人じゃないんだから気にしなくていいじゃん」


「わかってるけど…」



こんな気持ちになるなら推しのままがよかったなんて弱気な私。


こういう時に限って時間は早く過ぎていくように感じて、もう体育館に向かわなければいけない。


重い腰をあげて半ば友達に引きずられるようにして足を進めた。

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設定タグ:SnowMan , ラウール   
作品ジャンル:恋愛
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涼-suzu-(プロフ) - みかんみたいなオレンジさん» コメント全然気づかなくてごめんなさい!超絶返信が遅くなってしまいました…。涼担になってくださってありがとうございます。笑 これからもぜひニヤニヤしながら読んでください。ニヤニヤしながら執筆している私より。 (1月14日 8時) (レス) @page31 id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
みかんみたいなオレンジ - 私、実は涼さんの大ファンでして…まじでラウール君が消防士になってる姿を妄想しては終始気持ち悪い笑みを零していましたキモチワルイ (10月15日 15時) (レス) id: 9d2fbf6ffa (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - シキさん» ありがとうございます。20歳になったので大人な彼を(勝手に)解禁いたしました! (10月12日 8時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - 完結おめでとうございます。少し大人っぽいラウに終始きゅんきゅんしておりました!after storyも最高です🤍 (10月11日 20時) (レス) @page30 id: fa47139e50 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - シラユキ。さん» ありがとうございます。ニヤニヤ道連れ成功ですね。むふふ。世話焼きな友達も楽しんでもらえましたか?笑 シラユキ。様もどうかお気をつけくださいませ☺︎︎︎︎ (10月8日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2023年10月3日 16時

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