49 ページ9
_
佐「A先輩」
『ん?』
佐「高い所は、平気ですか?」
『うん。むしろ好き』
佐「じゃあ最後にあれ乗りましょ」
佐久間くんの言葉に頷いて目指したのは観覧車。
約10分間は本当に2人きりの空間になる。
係員さんに誘導されて乗り込んだ桃色の観覧車はゆっくりと上昇していく。
佐「楽しかったですか?今日」
『すっごく楽しかった。佐久間くんは?』
佐「死ぬほど楽しかったです」
『ふふっ。死ぬほどって』
佐「でもお化け屋敷は本当にごめんなさい」
『なんで謝るの?苦手なこと隠してたのは私なんだから』
佐「でも、」
『それに佐久間くんが守ってくれたから平気。ありがとう』
佐「…」
『どの仕掛けよりも深澤先輩が1番怖かった』
佐「俺もですよ。…いろんな意味で」
『いろんな意味?』
佐「気にしないでください。こっちの話です」
『?』
ふと訪れた静寂に心拍数が上がる。
だけど気まずいとかそういうことはなくて、2人でただ同じ景色を眺めるのもいいなと思った。
佐「写真撮りません?」
『どっちが上手に観覧車からの絶景を撮れるかって話?』
佐「あはっ、違いますよ。俺たち2人の写真です」
1344人がお気に入り
「SnowMan」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涼-suzu-(プロフ) - 櫂さん» ありがとうございます。結構コメディな感じでしたが胸きゅんしてもらえてよかったです! (3月7日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - こんばんは。後輩で可愛い桃さんからの、好きな人にだけ見せるかっこよさとのギャップ……この桃さんが大学に行って大人になったらどうなるんだ……主人公に一途なんだろうな……と思ったらもうしんどいです。思わず続きが欲しくなりました。ありがとうございました。 (3月6日 20時) (レス) @page27 id: a2cc3a07ef (このIDを非表示/違反報告)
奈緒 - Snow Man&SixTONESは、それぞれの特技が、仕事で、ラウール君は、マンモス学園の大学生で、残りメンバーは、特技を活かした仕事で希望致します!大好きです! (2月24日 22時) (レス) id: 92d0591533 (このIDを非表示/違反報告)
奈緒 - ハッピーエンド希望致します!Snow Man&SixTONESいとこメンバー&ヒロインは、一般人設定で、ヒロインは、軽度知的障害者社会人で、Snow Man&SixTONESは、健常者社会人で、 (2月24日 22時) (レス) id: 92d0591533 (このIDを非表示/違反報告)
奈緒 - リクエスト致します、リクエスト内容は、Snow Manと、キンキキッズ世代腹違いお姉さんのホームコメディーで、宮舘君&阿部君が、お姉さんを超絶溺愛弟で!残り弟メンバー&SixTONESいとこメンバーが、ノーマル溺愛な、 (2月24日 22時) (レス) id: 92d0591533 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:涼-suzu- | 作成日時:2023年9月3日 19時