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佐「先輩は、なんで陸上部のマネージャーやろうと思ったんですか？」
『陸上を見るのが好きだから。音も好きなの』
佐「音？」
『グラウンドを走ってたら地面と靴が擦れた時に聞こえるじゃない？私にはその音が心地いいんだよね』
佐「自分が走ろうとはならなかったんですか？」
『私、びっくりするくらい鈍臭いの』
佐「え」
『体育の授業、走ってるだけで笑われちゃう！恥ずかしいって思ったけどみんなが楽しいならまあいっかって』
佐「…先輩は強いですね」
『そう？』
佐「俺だったら死にたくなりますもん」
『強いふりするのが上手いだけだよ。自分のことを守るのに必死で精一杯なの』
佐「…」
『あ、でも別にいじめられてるとかそういうのはないから！安心してね』
佐「ほんとに…？」
『本当！涼太くんとクラス一緒だから聞いてもいいよ！』
佐久間くんに笑顔を向けるもまだ不安げな表情。
私は彼をこんな暗い顔にしたかったわけじゃないのに…！
『あ、やばい電車！』
佐「え？」
『走ろう佐久間くん！』
たった今自分が鈍臭いという話をしたばかりなのにそれを忘れて1歩を踏み出した。
自分でも思う。
歩いた方が速いんじゃないかって。
佐「…A先輩」
佐久間くんが私の手を握る。
佐「絶対離しちゃだめですからね」
そう言って走り出した。
佐「いうて俺も足速くないんで！乗れなかったらごめんなさい！」
私は佐久間くんの手が離れないように強く握り返して、引っ張ってもらいながら走った。
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涼-suzu-(プロフ) - さくさくぱんだ。さん» いい味出してるみやだてくん。と、我ながら思ってます。笑 少しずつ更新していきますのでぜひ最後までよろしくお願い致します☺︎︎︎︎ (8月26日 9時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
さくさくぱんだ。 - この作品の舘さんが好きだ!!!!!!(唐突な告白）なんかメンバー同士の絡み(？)が最高です！好きです！更新大変だと思いますが、頑張ってください！！何十年でも待ちます!!!! (8月25日 22時) (レス) @page9 id: 1406f3238f (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - シラユキ。さん» すんげー久しぶりにさくまくん書きました。笑 推しと推しのコラボ(？)ぜひ楽しんでくださいませ！ (8月24日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - カッパさん» ありがとうございます。コメディ好きだったらぜひ最後までよろしくお願い致します…( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ ) (8月24日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
シラユキ。 - あ、あ、あ、今回のお話さっくんだぁ…！嬉しい、嬉しすぎる、、！推しが推しの話を書いてくださっている…控えめに言っても最高で神です。定期的に涼さんに惚れ直してます。どこからでも応援してます！！！ (8月24日 12時) (レス) @page8 id: fd9c934f53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2023年8月23日 16時
