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佐「間に合っ、た…」
『うん…』
なんとか乗れて2人で息を整える。
その時ドアが締まって動き出した弾みでよろけてしまった。
佐「おっ、と」
だけど佐久間くんが抱きとめてくれたおかげで転けずに済んだ。
佐久間くんって意外と筋肉質?
部活中はみんなより身長が低いし華奢だから小さく感じるけどこうやって腕の中に収まるとちゃんと男の人だ…。
ていうかさっきまで部活して今も走ったはずなのにいい匂いするのなんで?
それが1番疑問なんだけど。
佐「先輩?」
『っ、ご、ごめん!ありがとうね』
佐「大丈夫ですか?」
『大丈夫大丈夫!佐久間くんのおかげでなんてことないよ〜』
佐「よかったです。…座りましょうか」
『そうだね』
今度は揺れに耐えながら座席まで移動した。
佐「先輩はどこで降りるんですか?」
『2駅先。佐久間くんは?』
佐「先輩の1つ後の駅です」
『そっか』
佐「電車降りてからは家近いんですか?」
『歩いて…15分とかかな?そんなに離れてないよ』
佐「気をつけてくださいね」
『心配してくれるの?ありがとう。今日はお父さんが仕事終わりにそのまま駅で拾ってくれるみたいだから』
佐「それなら安心ですね」
『佐久間くんこそ大丈夫?襲われたりしない?』
佐「護身術は身につけてるので」
『ごし…?』
さっき感じた筋肉はそれで培ったの、か…?
佐「あ…先輩もう降りる駅ですね」
『うん。佐久間くん気をつけて帰ってね』
佐「ありがとうございます」
『じゃあまた明日ね』
佐「はい。また、明日」
電車を降りて振り返ると佐久間くんも私を見ていたから手を振ってみる。
すると佐久間くんは照れくさそうにしながらも小さく振り返してくれた。
それがかわいくて胸がきゅんとした。
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涼-suzu-(プロフ) - さくさくぱんだ。さん» いい味出してるみやだてくん。と、我ながら思ってます。笑 少しずつ更新していきますのでぜひ最後までよろしくお願い致します☺︎︎︎︎ (8月26日 9時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
さくさくぱんだ。 - この作品の舘さんが好きだ!!!!!!(唐突な告白)なんかメンバー同士の絡み(?)が最高です!好きです!更新大変だと思いますが、頑張ってください!!何十年でも待ちます!!!! (8月25日 22時) (レス) @page9 id: 1406f3238f (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - シラユキ。さん» すんげー久しぶりにさくまくん書きました。笑 推しと推しのコラボ(?)ぜひ楽しんでくださいませ! (8月24日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - カッパさん» ありがとうございます。コメディ好きだったらぜひ最後までよろしくお願い致します…( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ ) (8月24日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
シラユキ。 - あ、あ、あ、今回のお話さっくんだぁ…!嬉しい、嬉しすぎる、、!推しが推しの話を書いてくださっている…控えめに言っても最高で神です。定期的に涼さんに惚れ直してます。どこからでも応援してます!!! (8月24日 12時) (レス) @page8 id: fd9c934f53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2023年8月23日 16時