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＿
Aちゃんへ
手紙書くの初めてだから文章ぐちゃぐちゃかも。
ごめんね。先に謝っとく。
俺、今日仕事しながらふと思ったんだよね。
これから先もずっと一緒にいたいなって、守りたいなって思うのはAちゃんでさ。
Aちゃんもそうだったらいいなぁなんて。
もしも同じ気持ちだったら俺と結婚してほしい。
広いお庭つきの一軒家でさ、いつか家族が増えても大丈夫なようにして。
そういう未来も最近たくさん想像しちゃう。
急に言われてびっくりしたよね。
どうしても伝えたくて、直接言うのもいいけど手紙に残すのも思い出になるかなって書いてみました!
いいお返事、待ってるね。
たつ
「Aちゃーん。ごめん俺ジャケット、」
「…」
「え」
「…」
「それ、」
「読んだ」
「えええ!?」
「いや、私宛てだったから」
「忘れて!記憶から消して!ライトナウ!」
「意外と英語いけちゃうんだねたつって」
「ちがーう!そこじゃなーい!」
膝から崩れ落ちて頭を抱えるとぶつぶつとなにか呟いている。
「私が帽子かぶった高身長の男に取られるんじゃないかって心配になって勢いで書いたってとこ?」
「…その通りです」
だから忘れてくださいと両手で顔を覆う。
「まだ付き合って半年だし、Aちゃんとしてももう少し様子見たいでしょ?ごめん、本当にヤキモチからこんな、」
「いいんじゃない?」
「へ、?」
「本当にたつがこれから先も私と一緒にいたいって思うなら、いずれは結婚するってことでしょ?だったら別に付き合って1ヶ月だろうが半年だろうが関係ないと思う」
「Aちゃん…」
「私もたつと同じ気持ちだから」
「…まじ?」
「嘘つかないでしょ。こんな大事なことで」
パァッと笑顔になって抱きついて来ようとするのを手で阻止する。
ピタリと動きを止めて私を見た。
「たしかに手紙に残すのも思い出になるかもしれないけどさ、直接言われる方がもっと心に残るかな。だって私…たつの声好きだし」
「…!」
たつはゴクリと喉を鳴らして私の前に跪く。
そして左手の薬指にキスをした。
「俺と結婚してください」
終わり
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涼-suzu-(プロフ) - mamemiyaさん» ぜひたっくんの頭よしよししてあげてください。きっと喜ぶと思います( *˙ω˙*)و ｸﾞｯ! 幸せをお届けできてよかったです！ (2023年3月20日 17時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - いくさん» こちらこそありがとうございます。どこまでもヒロインちゃん大好き甘々たつくんでした！ (2023年3月20日 17時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - ステキです！ふっかよく頑張った（どこ目線）と頭撫でたくなりました。とても幸せな気持ちになれました。 (2023年3月20日 11時) (レス) @page45 id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - ステキすぎるー！！！after storyです。ありがとうございます。 (2023年3月19日 22時) (レス) @page45 id: b9250881d5 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - ayaさん» ありがとうございます！でろでろすぎて私の脳みそ溶けました〜(危) (2023年2月12日 23時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2023年2月3日 15時
