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片付けはたつがしてくれて、その間にお風呂を溜める。
浴槽を満たしていくお湯をボーッと眺めながら考えた。
好きな人がいるとこんなにもプライベートが充実するのか、と。
仕事頑張ったからもういいやなんてゴロゴロしてた日常がまるで嘘みたい。
彼が私にたくさん尽くしてくれているのを見て自分もなにかしてあげたいと思うようになった。
思うだけじゃなくて行動に移して、そしたらこんなに喜んでもらえるんだとこっちまで嬉しくなるし。
それから、普段は照れくさくて素直になれない私だけどできるだけ言葉でも伝えなきゃいけないとも思う。
それもたつが私にそうしてくれているおかげ。
「…私ってこんなに影響受けやすい人だっけ」
自分を鼻で笑ってリビングに戻ったら洗い物を終えたたつがソファーで寛いでいた。
「Aちゃんお休みなのにいろいろしてくれてほんっとにありがとう」
「…たつも」
「うん?」
「仕事しながら家の事全部してくれて、私の面倒まで見てくれてありがとう。普段全然言えてなかったけど…本当に感謝してる、から」
「どうしよう」
「ん?」
「なんか、泣きそうだ俺」
「え、」
「めっちゃ幸せなクリスマス」
「は?」
「ん?」
「くりすます…?」
慌ててスマホを確認すると12月24日と表示されている。
「Aちゃんもしかして、」
「…今まで縁がなさすぎて全く意識してなかった」
そっか今日クリスマスか。
小さく呟いたら数秒の沈黙の後、たつが盛大に吹き出した。
「ねえ笑いすぎ!豚鼻なってるから」
「いやだって!クリスマス忘れるとかある!?一緒に過ごせないの寂しいなーって思いながら、仕事しててさ。でも帰ったらご飯用意してくれてて、忘れてるとか思わないって!」
「クリスマス感ゼロのご飯でしたけどね。ていうかごめん、プレゼント用意してない」
「それは別にいらないよ」
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涼-suzu-(プロフ) - mamemiyaさん» ぜひたっくんの頭よしよししてあげてください。きっと喜ぶと思います( *˙ω˙*)و グッ! 幸せをお届けできてよかったです! (2023年3月20日 17時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - いくさん» こちらこそありがとうございます。どこまでもヒロインちゃん大好き甘々たつくんでした! (2023年3月20日 17時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - ステキです!ふっかよく頑張った(どこ目線)と頭撫でたくなりました。とても幸せな気持ちになれました。 (2023年3月20日 11時) (レス) @page45 id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - ステキすぎるー!!!after storyです。ありがとうございます。 (2023年3月19日 22時) (レス) @page45 id: b9250881d5 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - ayaさん» ありがとうございます!でろでろすぎて私の脳みそ溶けました〜(危) (2023年2月12日 23時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2023年2月3日 15時