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仕事中、気を抜くとたつのことが思い浮かぶようになった。
手を叩いて眉を下げながらあははと笑う声。
鼻歌を歌いながら楽しそうに料理をしている指先。
飲み会を境に私を抱きしめて寝るようになったせいで香りや体温まで。
そして私は毎晩それを受け入れている。
ここまでくると、認めざるを得ないのかもしれない。
「好きですよね」
「え!?」
「だから、部長好きですよね?これ」
突然私の前にやってきた目黒がホワイトチョコレートをさしだしてきた。
びっくりした…。
「受付の子がくれたんですけど、甘いのそこまで得意じゃないんであげます」
「…ありがと 」
「大丈夫ですか?」
「え?なにが?」
「ボーッとしてました。体調悪いです?」
「う、ううん、元気。大丈夫」
「無理しないでくださいね」
目黒は少し心配そうな顔をしながら自分のデスクに戻っていった。
そこで専務から内線が入って電話を取った途端、耳鳴りがするほどの怒号。
今すぐ来いと電話を切られて大きく息を吐いた。
「ちょっと専務のところ行ってくるからみんなは仕事続けてて」
専務室へ行くなりすごい勢いで捲し立てる。
どうやら取引先が要望していたものと違うものを送ってしまったらしく、対応したのが私の部署の人だという。
収まらない怒りの声を聞き流しながら数日前の仕事を思い返す。
「お前に部長はまだ早かったんじゃないか?使えねーし部下の指導もままならない。社長も見る目ないよな」
その言葉に強く拳を握りしめて耐える。
「…今後気をつけます。申し訳ありませんでした」
「さっさと戻れ」
「失礼します」
なんでもない顔をして事務所に戻ると梅野が勢いよく謝ってきた。
「すいませんでした。私のミスのせい…ですよね」
「私も確認不足だった。次からはお互い気をつけよう」
「…」
「ほら、気にしてたらまたミスしちゃうよ?集中してやろう」
「…っ、はい」
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涼-suzu-(プロフ) - mamemiyaさん» ぜひたっくんの頭よしよししてあげてください。きっと喜ぶと思います( *˙ω˙*)و ｸﾞｯ! 幸せをお届けできてよかったです！ (2023年3月20日 17時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - いくさん» こちらこそありがとうございます。どこまでもヒロインちゃん大好き甘々たつくんでした！ (2023年3月20日 17時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - ステキです！ふっかよく頑張った（どこ目線）と頭撫でたくなりました。とても幸せな気持ちになれました。 (2023年3月20日 11時) (レス) @page45 id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - ステキすぎるー！！！after storyです。ありがとうございます。 (2023年3月19日 22時) (レス) @page45 id: b9250881d5 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - ayaさん» ありがとうございます！でろでろすぎて私の脳みそ溶けました〜(危) (2023年2月12日 23時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2023年2月3日 15時
