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翌日、職場にラウがやってきた。
女の子を連れて。
私と違ってちゃんと女の子。
彼に選んでもらったニットワンピがしっかり似合いそうで、ふわふわしてる感じ。
メイクも髪もちゃんとしてる。
「ちょっとあのイケメンまた来たよ!女の子連れてるじゃん。彼女かな?」
「…そうかもしれませんね」
私の気持ちを知る由もない真子さんはテンション高く私の肩をバシバシ容赦なく叩く。
そういえばあの日はずっと他人のふりしたままだったから私と彼が幼馴染みって知らないのか。
「お似合いですよね、恋人だとしたら」
本心だった。
悔しいけど、心からそう思った。
私は彼の友達というポジションがちょうどいいんだと思い知らされた。
彼らがレジの前にやってきて女の子がまじまじと私を見る。
「この子?」
「…そうだよ」
「かわいい…」
「ほら、もういいでしょ?お仕事の邪魔になるから、」
「コーヒー買うの」
「…はいはい」
ニコニコしている彼女に気まずそうなラウ。
「あ、ごめんなさい。初めまして、村上栞里です。ラウールくんにはいつもお世話になってます」
やっぱり栞里ちゃんか。
私は彼女の言葉にそうですかと笑顔を返すことしかできなかった。
その後ろで真子さんたちはてんやわんや。
あとでちゃんと説明しておかなきゃ。
「ごめんね。栞里がどうしてもAに会いたいって」
「そうだったんだ。全然、大丈夫だよ謝らなくて」
仕事中にずっと笑顔でいたおかげで、癖づいたように口角は上がりっぱなし。
それが唯一の救いだった。
「でもなんで、私に…?」
「かわいい幼馴染みがいるってお聞きしたので」
ラウが本当にそう言った?
それともかわいいという言葉はあなたがつけ足した?
「いらんこと言うな。早くどれにするか選びなさい」
「はーい」
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涼-suzu-(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます。続きが見たいとおっしゃっていただけて嬉しいです。これからもそう言ってもらえる作品作ってくぞー！おー！← (7月16日 7時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - めちゃくちゃキュンキュン切なくなりました、このお話しの続きみたいです (7月15日 21時) (レス) @page46 id: 05f782ac8f (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - みんみんさん» ありがとうございます。一気読みでもちょい読み(とは)でもなんでもOKです！笑 ぜひこの後もよろしくお願い致します☺︎︎︎︎ (2022年11月27日 0時) (レス) id: ece158555b (このIDを非表示/違反報告)
みんみん - キュンキュン通りこしてギュンギュンしちゃいましたー♡ちょっと出遅れたけどその分一気読みできて大満足です。ラウちゃん良かった〜♪引き続きカラフルシリーズ期待してお待ちしています。 (2022年11月26日 0時) (レス) @page44 id: d946c1f5c6 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - もちさん» ありがとうございます。キュンとほっこりでもち様の心を癒せていたら嬉しいです。これからもぜひよろしくお願い致します☺︎ (2022年11月21日 21時) (レス) id: ece158555b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2022年11月14日 15時
