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「…そんなことないよ?」
「でもいつもより元気ない」
さっくんはそうなの?と言うように涼太に続いて私を見る。
「…ちょっと頭痛いだけだから、平気」
「痛み止めは?」
「今日持ってきてない」
「ちょっと待ってて」
涼太は膝からさっくんを下ろし自分の机まで行くとカバンを漁る。
「これ飲める?」
涼太が差し出してきたのは痛み止め。
「うちにある常備薬と一緒」
「飲んどいた方がいいよ」
「…ありがとう」
徐々に増していくこの痛みをどうにか鎮めたくて素直に薬を受け取り、水で流し込む。
さっくんはずっと心配そうな、だけど少し怒っているようなそんな表情で私を見つめてくる。
「次の時間保健室で休んどく?」
「うーん…」
悩んでいるとさっくんに手を取られた。
「俺、さっちゃん保健室に連れてく」
「え、」
「ちゃんと休んだ方がいい」
「…んじゃ佐久間、お願いね」
涼太は少し困ったように微笑んでそう言った。
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涼-suzu-(プロフ) - 佐久間担さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2022年4月5日 21時) (
レス) id: 7e38231ab5 (このIDを非表示/違反報告)
佐久間担 - 大丈夫です！私もきゅんきゅんしました！さっくんっぽくて可愛いなと思いました！ (2022年4月5日 17時) (レス) @page26 id: 20b86a31c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2021年11月3日 7時
