After Story4 ページ31
＿
大介と付き合ってからのスキンシップは手を繋ぐことと、ハグと、ちょんって触れるくらいのキスまで。
大介はもっと先に進みたいと思ってるのかな。
「ねえ」
「ん?」
「私もプレゼントって言ったら…どうする?」
そう言うと大介はフリーズして動かなくなってしまった。
やってしまったと思い、やっぱなしで!という言葉は大介の唇で塞がれてしまった。
「まじで?もらっていーの?」
「え、」
「…ちょー欲しいんだけど」
「…!」
「夜に…と思ったけど家族帰ってきちゃうし、今欲しい」
そのひと言でどこまで何をするかなんて高校生にもなれば想像がつく。
「お昼、だよ」
「明るい中ではじめてっていうのも、悪くないんじゃないかなって佐久間さんは思います」
「…」
「何も言わないままだと肯定だと受け取っちゃうよ?」
恥ずかしくなってどうしたらいいか分からず大介に抱きつけば楽しそうに笑ってそのまま私を抱きかかえた。
「よいしょっ、と」
そしてベッドの上に降ろされて、今まで見たことないくらい色気に包まれた大介が私に覆い被さる。
「で、電気、消して、」
「じゃあカーテン開けていい?」
「…ばか、」
「にゃは!じょーだん」
大介は電気のリモコンを押して部屋を暗くすると私のワンピースについた首元のリボンに手をかけた。
プレゼントのリボンと同じようにするりと解く。
「…ねえ、開けていい?」
プレゼントの時と同じことを聞かれたから私も同じように頷いた。
終わり
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涼-suzu-(プロフ) - 佐久間担さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2022年4月5日 21時) (
レス) id: 7e38231ab5 (このIDを非表示/違反報告)
佐久間担 - 大丈夫です！私もきゅんきゅんしました！さっくんっぽくて可愛いなと思いました！ (2022年4月5日 17時) (レス) @page26 id: 20b86a31c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2021年11月3日 7時
