After Story2 ページ29
＿
次の日、なんとか決めることができたプレゼントを持って大介の家にお邪魔する。
誕生日どこに行きたい?って聞いたら家で一緒にアニメが見たいと言われたから。
家族はお仕事だったり遊びに行ったりで夜に帰ってくるらしいから今は2人きり。
だけど大介の様子がおかしい。
いつも笑顔でおはようって元気に言ってくれるのに、元気もないし目も合わせてくれない。
約束通りアニメを一緒に見てるけど、大介があまり集中していないように見えてリモコンを手に取った。
「あ」
「…大介、今日おかしい」
「そんなこと、ない」
「…隠し事やだ」
「…!隠し事してるのは…A、でしょ?」
「…?」
一生懸命脳みそをフル回転させるけどどうにも思い当たる節がない。
「昨日…涼太といた」
「…あ、」
「聞いてない、涼太と一緒なんて」
「…」
どうしよう。
プレゼントを渡すタイミングは絶対今じゃない。
でも説明して渡さなきゃ誤解されたままになっちゃうよね。
モヤモヤと考えていたら大介が立ち上がった。
「ちょっと俺外に、」
「待って…!」
歩き出そうとする大介の腕を両手で掴んだ。
振りほどかれないように、強く。
「座って?ちゃんと、話す」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 658人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「SnowMan」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涼-suzu-(プロフ) - 佐久間担さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2022年4月5日 21時) (
レス) id: 7e38231ab5 (このIDを非表示/違反報告)
佐久間担 - 大丈夫です！私もきゅんきゅんしました！さっくんっぽくて可愛いなと思いました！ (2022年4月5日 17時) (レス) @page26 id: 20b86a31c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2021年11月3日 7時
