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障害物競走がスタートしてリレーで1位を取った涼太が戻ってくる。
「もうすぐ佐久間だね」
「…さっくんなら、大丈夫だよね」
「うん。心配ないよ。決める時は決める人だから」
さっくんは3番目の走者。
2番目の人が最後の借り物競争で手こずってしまい、うちのチームは最下位。
さっくんはタスキを受け取ると力いっぱい走り出した。
「さっくん頑張ってー!」
周りの歓声に負けないよう痛む足を無視して立ち上がって大声を出す。
さっくんにちゃんと届いたかな。
得意な平均台をサラッとこなして体が小さい分、ネット潜りも難なくクリア。
順位がひとつ上がって3位になり、2位の人にも近づいている。
「佐久間、すごいじゃん」
「ね!このまま1位なれるかもっ!」
パン食い競走も身長は低いけど持ち前のジャンプ力で1発成功。
「さっくんかっこいいよーっ!」
さっくんにこの声が聞こえたらしく私を見て笑顔でピースを向けてきた。
ドキドキと高鳴る心臓。
本当にかっこよくて、キラキラしてるさっくんを更に好きになった。
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涼-suzu-(プロフ) - 佐久間担さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです! (2022年4月5日 21時) (レス) id: 7e38231ab5 (このIDを非表示/違反報告)
佐久間担 - 大丈夫です!私もきゅんきゅんしました!さっくんっぽくて可愛いなと思いました! (2022年4月5日 17時) (レス) @page26 id: 20b86a31c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2021年11月3日 7時