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「さっちゃん!」
応援席に戻っているとさっくんに声をかけられた。
「ごめん、負けちゃったー」
「そんなのいいよ!それより足、大丈夫なの…?」
「うん!全然平気」
「…」
「あ、疑ってるでしょ」
「だって、」
「んもー、本当に大丈夫だよ?ほらっ、見て!」
痛む足を隠してぴょんぴょんジャンプして見せる。
それでも何か言いたそうなさっくん。
だけど障害物競走に出る人達の招集アナウンスがかかった。
「さっくん、招集かかってるよ?行かなくていいの?」
「…行くけど、」
「私が負けちゃった分、取り返してきてよ!」
「…俺のこと見といて。絶対に1番なるから」
「ここで応援してるね」
「全力でお願いします」
「任せてください」
「…じゃあ、いってくる」
「頑張ってね〜」
さっくんは私を気にしながらも入場ゲートへ行った。
これが終わればお昼だから、その時に救護テントに行けばバレないかな。
そう思いながらさっくんを見るために応援席へ戻った。
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涼-suzu-(プロフ) - 佐久間担さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2022年4月5日 21時) (
レス) id: 7e38231ab5 (このIDを非表示/違反報告)
佐久間担 - 大丈夫です！私もきゅんきゅんしました！さっくんっぽくて可愛いなと思いました！ (2022年4月5日 17時) (レス) @page26 id: 20b86a31c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2021年11月3日 7時
