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2人でリビングに行って人が1人分入るほど空けてソファーに座る。


ローテーブルの上の麦茶が入ったふたつのグラスは寄り添っているのに。




「いやー、びっくりしたなぁ。まさか耀とAちゃんが知り合いだったなんて」




宮舘さんは優しさなのか、私が泣いていたことに気づいているはずなのに触れてこなかった。




「まあでもよく考えたら、この小さな町が地元っていう時点で繋がりがある確率は高いよね」


「…そうですね」


「小夜子さんから聞いたよ。明日誕生日なんだって?」


「…はい」


「言ってよぉ。俺の誕生日お祝いしてくれたんだからさ、俺にもお祝いさせて?」


「…そんな、悪いです」


「悪くない。俺がお祝いしたいって言ってるんだから」


「…」


「ねぇ、小夜子さんからこんなもの預かったんだ」




そう言って私の前に白い封筒が現れる。


久しぶりに見た耀お姉ちゃんのかわいい字で"涼太へ"と書いてあった。




「ずっと手をつけられなかったけど、やっと耀の遺品整理をしてたら出てきたんだってさ」


「…どうして、私に?」


「読んで」


「でもこれ、宮舘さんに宛てた大切なものじゃ…」


「だから読んでほしいの」


「…?わかりました」




封筒を裏返して中身を取り出す。


便箋いっぱいに書かれた彼への想いが目に入った。

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設定タグ:SnowMan , 宮舘涼太   
作品ジャンル:恋愛
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涼-suzu-(プロフ) - さくらさん» はじめまして。コメントありがとうございます。切ない中にキュンを詰め込めました!幸せと言っていただけて私も幸せです。こちらこそ読んでくださってありがとうございました☺︎︎︎︎ (2022年10月9日 21時) (レス) id: ece158555b (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 初めてコメントします!もぉどぉしましょ。もぉなんなんですか、キュンが止まらない。切ないお話だと思ってたのに、ニヤけてたまりませんでした笑あぁなんだか幸せ…ありがとうございました。 (2022年10月9日 13時) (レス) @page45 id: 5eab3e319d (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - マコトさん» わ!ありがとうございます!笑 好きなとこ教えていただけるの嬉しいのでニヤニヤしちゃいました。こちらこそ読んでいただいて本当にありがとうございます。 (2022年8月21日 8時) (レス) @page45 id: 7e38231ab5 (このIDを非表示/違反報告)
マコト(プロフ) - 「ソファーを背もたれにラグの上で胡座をかいた」……この表現、めっちゃ好きです(笑) 沢山のキュンをありがとうございましたヽ(=´▽`=)ノ (2022年8月20日 23時) (レス) @page41 id: aab53d41f5 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - 淘蒼toaさん» ありがとうございます。86個目の心臓おめでとうございます(?)めぐろくんは漢にしがちです。涼です。これからもよろしくお願いします。私も大好きです。 (2022年8月20日 22時) (レス) id: 7e38231ab5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2022年8月14日 10時

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