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「…うっそ」


手元が緩んでエメがピョイッと私から降りた。


「あ」


そしてそのまま先生のもとへ行きあの時のように足元に擦り寄っていた。


「なん、で…?」


エメが降りた拍子に落ちたブランケットにも気づかず先生とエメを見つめる。

先生はエメだ!とエメを抱きかかえキョロキョロすると私を見つけてこっちへ来る。


「ブランケット、落ちてるよ」

「あ…ありがと」


私にブランケットを渡すとその上にエメを乗せて包んでくれる阿部先生。


「んふふ。学校外で会うの2回目だね?」

「…うん」

「この時間、高校生は家にいなきゃだめだぞ」

「いや、まだ20時過ぎだよ?エメが外に行きたがったの。勉強もちょっと行き詰まったから、息抜き」

「勉強してたんだ。えらいじゃん」

「明日から期末だし勉強くらいしますけど?」

「何の教科で行き詰まったの?」

「数学」

「見てあげよっか」

「は?」

「いや俺、理科の先生だけど数学めちゃくちゃ得意だよ?」

「そういうことじゃなくて」

「ん?」

「そんなことして、いいの?」

「テストの答え教えるわけじゃないんだし」

「でも、どこで、どうやって?」


明日の科目だから今からじゃないと間に合わない。


「それは…」


もしかして、先生の家、とか?

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設定タグ:SnowMan , 阿部亮平 , アオハルシリーズ   
作品ジャンル:恋愛
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涼-suzu-(プロフ) - shoさん» こちらこそこの作品を見つけてくださってありがとうございます(՞ ܸ. .ܸ՞)"キュンをお届けできてよかったです。 (2023年2月25日 14時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
sho(プロフ) - すごく引き込まれて一気に読みました。キュンキュンが最後までとまりませんでした。この作品を読めた事に感謝です。 (2023年2月25日 13時) (レス) @page50 id: 342ef15a76 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - mireさん» コメントありがとうございます!このセリフを絶対入れたいと思っていて書きながらここだ…!って自然に入れられたのでそう言っていただけて嬉しいです♪ (2021年12月5日 17時) (レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)
mire(プロフ) - 最高でした。阿部ちゃんの「ううん、からかってない」がもうMVが走馬灯のように頭に流れてキュンが止まらなかったです。これからも作品楽しみにしてます。 (2021年12月3日 15時) (レス) @page45 id: e802057471 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - ユカさん» コメントありがとうございます!書いてる私も胸が苦しかったです(笑)もちろんニヤニヤもしました☆(やめろ)阿部先生に恋したくなったらまたいつでもここに来てください。 (2021年11月3日 6時) (レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2021年10月20日 7時

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