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＿
「お邪魔します…」
「どうぞ」
言えなかった。
母方の実家に帰るので大丈夫です、って。
涼太先輩に会いたいという気持ちが勝ってしまった。
涼太先輩と電話を切ったあと急いでお母さんに連絡した。
あんたも隅に置けないねぇ、だって。
電話越しでも分かる、絶対ニヤニヤしてた。
帰ったら質問攻めに合いそう。
そして私は涼太先輩の家に来て気づいた。
こないだお兄ちゃんが車から下ろした家と違う…!
私たちは夏休みが8月末までだけど大学は9月末まで。
グランピングをしたあの日はまだ大学は夏休みで涼太先輩は実家に帰っていたわけ。
「…まさか一人暮らししてるとは」
「どうかした?」
「いえ!なんでも!」
「夜ご飯、食べてないでしょ?」
「バイトの時は家帰ればこのくらいの時間なんでいつも食べないんですよね…」
「野菜スープくらいなら、気にならない?」
「え」
「作ったんだけど、」
「…!食べたいですっ」
「ふふ。ちょっと待っててね」
ソファーに座ってドキドキを落ち着かせながら部屋を見渡す。
1DKのシンプルな部屋。
左側を見ればキッチンに立つ涼太先輩が視界に入って落ち着けたいのドキドキが治まらない。
この空間に2人きり。
その事実が頭にこびりついて離れない。
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涼-suzu-(プロフ) - 村瀬さん» コメントありがとうございます！残り話数が少なかったので短いAfterStoryになってしまったのですがいかがでしたか…？次の作品もぜひ！楽しみにしていてください！(自分でハードルあげるタイプの人間) (2022年1月5日 21時) (
レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬(プロフ) - まさかこの小説の続きが見れるなんて…！！超感激です！！これからも涼さんの小説楽しみにしています。 (2022年1月5日 21時) (レス) @page50 id: be3cd904b8 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - ちゅん助さん» コメントありがとうございます。お兄ちゃんの視点からのお話も面白いかもしれませんね(¯ｖ¯)考えてみます！ (2021年11月25日 14時) (レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - なおひとさん» こちらこそありがとうございました！ (2021年11月25日 14時) (レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん助(プロフ) - ニヤニヤしながら読んでしまいました！！ハピエン最高です！！💓これ兄sideも読みたいです✨素敵な作品ありがとうございました😊✨ (2021年11月25日 10時) (レス) @page46 id: 25f5a7cb9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2021年11月13日 9時
