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バイトが終わって家に帰るとお兄ちゃんはバイトが休みだったのかソファーに突っ伏していた。
「…おかえり」
「わぁ!びっくりした!」
寝てると思ってこっそり近づくといきなり話しかけられて飛び跳ねてしまう。
「起きてたんだ」
「いや、寝てた」
ソファーに座ってまだぽやぽやしているお兄ちゃんに麦茶を持って行って私も隣に座る。
「お兄ちゃん」
「んー」
「今月バイトの休みって、いつ?」
「んーと、26と29。…なんで?」
「渚と、海行くんだけど、さ」
「…いいよ」
「え」
「仕方ねえから車くらい出してやるよ」
「違う、いや、違くないし嬉しいんだけど、そうじゃなくて」
「なに」
「一緒に、どうかな、って」
「俺も?」
「うん」
「いやまあいいけど」
「そうだよね。お兄ちゃん日焼けしたくない人だしやっぱり…え?」
「え?」
「いいの!?」
「女の子2人で海は、その、心配だし」
「やったー!ありがとう!」
「ふは!お前は涼太と来てほしいだけだろ」
「え、涼太先輩?」
「ちげえの?」
渚のことで頭がいっぱいで考えてなかった｡
だけどお兄ちゃんに男1人で来てもらうのも暇だろうし、涼太先輩にも来てもらえるならラッキーじゃん。
それに、違うって答えて、じゃあ何で俺も一緒?って聞かれたら答えられないし。
「うーん…そういうことにしといて」
「…なんだそりゃ」
「そういうことに、しといてくれたらいいの」
「はいはい。涼太に聞いとくわ」
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涼-suzu-(プロフ) - 村瀬さん» コメントありがとうございます！残り話数が少なかったので短いAfterStoryになってしまったのですがいかがでしたか…？次の作品もぜひ！楽しみにしていてください！(自分でハードルあげるタイプの人間) (2022年1月5日 21時) (
レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬(プロフ) - まさかこの小説の続きが見れるなんて…！！超感激です！！これからも涼さんの小説楽しみにしています。 (2022年1月5日 21時) (レス) @page50 id: be3cd904b8 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - ちゅん助さん» コメントありがとうございます。お兄ちゃんの視点からのお話も面白いかもしれませんね(¯ｖ¯)考えてみます！ (2021年11月25日 14時) (レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - なおひとさん» こちらこそありがとうございました！ (2021年11月25日 14時) (レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん助(プロフ) - ニヤニヤしながら読んでしまいました！！ハピエン最高です！！💓これ兄sideも読みたいです✨素敵な作品ありがとうございました😊✨ (2021年11月25日 10時) (レス) @page46 id: 25f5a7cb9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2021年11月13日 9時
