Tail 33 最悪な思い出 ※注 ページ47
Tail 33 は反.日、及び反.韓的な思想が含まれます。
飛ばしても問題のないよう調整致しますので、苦手な方は飛ばす事を推奨致します。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
You side
＿＿＿＿＿＿
宿舎の居間に集まり、対面するように座る俺とメンバー達。
７対１とかどんな拷問だよ、なんて思いながらも、呼んだのは俺なのでどうって事ない。
貴「皆はもう、俺の耳が中度難聴なのは知ってる。よな？」
無言で頷くメンバー。何か喋ってくれ。
貴「……今日は、俺が難聴になった経緯でも話そうかと思って。」
NJ「あれ…、生まれつきじゃないんですね。」
貴「まぁイメージ的には生まれつきってのが強いからそうなるかもな。俺の場合はストレスだ。」
JN「ストレス…？」
貴「んー…まぁ、順を追って説明すると、長くなるんですけど。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
皆が知っている通り、俺は日本で生まれて12歳まで日本で暮らしていた。
在日韓国人ってやつだな。
家では韓国語、家以外では日本語を使ってた。
だからどっちも話せると言っても過言ではない。
小さい頃は体に何も不自由はなかったし、普通に楽しかった。
問題は小学校に入ってからだった。
俺が行っていたのは朝鮮学校でも何でもない普通の小学校。
まぁ性格の悪い奴なんかは外国人が居るのがなんか可笑しい、って思うんだろうな。
俺もいくら名前と国籍が日本であろうが血は韓国人。
学校の奴らはそれを見逃さず、直ぐにい.じめるターゲットにした。
隠蔽が上手い奴らだったから、俺に直接的な暴力はなく、全て陰湿な事ばかり。
バレたらやばいって自覚はあったんだろうな。
俺も小さい割に、親に心配はかけたくないって思考が働いて、全く誰にも相談せずにそのまま6年間過ごした。
それでも日本が嫌いじゃないのは、日本人は皆そんな奴ばかりじゃない安全な場所という事を知っていたからだな。
卒業する頃には、音楽で言うベースラインのような低い音は聞こえてなかった。
でも俺はその事を音楽に触れるまで全く知らなかった。
そして俺は国籍を韓国に変えて、名前も韓国名にして韓国に移住した。
同じ国籍の人達だし、大丈夫と思っていた自分を殴りたいよな。
そりゃそうだ。歴史的にずっと酷い事をしてきた国から来た同国籍の奴なんて、良い顔で迎え入れれる訳がないよな。
そう、俺は韓国でも同じ目に遭う事になったんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 711人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翠怜(プロフ) - うわぁぁぁぁぁそれは恥ずかしいっ………全く気づきませんでした…、御報告感謝致します。修正して参ります。 (2021年11月18日 7時) (
レス) id: f591532cd3 (このIDを非表示/違反報告)
yuu - Tail 3 新しい出会い、そして再会のところのホビちゃんの名前がチャンホソクになってます、！訂正お願いしたいです。いきなりですみません、、、 (2021年11月18日 0時) (レス) @page7 id: c96c1ff756 (このIDを非表示/違反報告)
巫都 - 続き楽しみにしてます！ (2021年10月26日 18時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
いおり(プロフ) - これから、主人公くんがどうなるのか、とっても気になります！！更新、楽しみにしてます！！！ (2021年10月26日 5時) (レス) @page22 id: c1ef92049f (このIDを非表示/違反報告)
翠怜(プロフ) - 一日も経たずにこんなにいくなんて…！嬉しい限りです、ありがとうございます！ (2021年10月24日 23時) (レス) id: f591532cd3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：翠怜 | 作成日時：2021年10月24日 2時
