8話 ページ9
夢主side
『ふむ…ご馳走様、美味しかったよ。先に部屋に戻っている。』
kr「待ってください、忘れてますよ。」
『嗚呼、すまない、血を貰うのを忘れていたよ。』
自身の空腹とか忘れがちなんだ。まあ2週間に1度、数滴舐めれば十分だからってのもあるけどな。
『今回はクロノアか?』
kr「そうですね、覚えててくださいよ。」
『…善処はする。』
kr「しないやつですよね、それ。はい、飲んでください。」
クロノアが自身の指をナイフで切り傷を作って血を垂らす。
つくづく便利な体質だと思っている。
『ふう…ありがとう。絆創膏を使用人に貰ってくれ。』
kr「はい、そうします。」
pi「お休みなさーい!」
sn「お休みなさい!」
tr「ゆっくり休んでくださいね。」
inr「後は私達で済ませておきます。」
毎度だが彼等を買ってよかったと思う。吸血鬼とは違う人間ならではの感情。それが私が彼らを縛る理由。
『…吸血鬼とは、つまらないものだからな。』
─────
noside
Aが居なくなった途端、買われた時の思い出を話し出す日常組。
inr「Aさんに買われた時が懐かしいですね。」
kr「あの時は今では思えない程怖がってましたから。」
pi「まあ吸血鬼なんて怖いイメージだったし、Aさんは身長も高いし余計にね…」
1年前のことを思い出して話に華を咲かせていた。
1匹の蝙蝠がやってきてイナリをつつく。
お粥を食べ終わったらイナリを呼ぶように言われていたAの蝙蝠である。
inr「あ、お粥を食べ終わったようなので取りに行ってきますね。」
tr「あ、俺も行くよ。」
kr「俺も行く。」
sn「僕も行きます!」
pi「じゃあみんなで行こう!」
日常組で揃っていくことにして、6人のいる部屋に向かう。
inr「失礼します、ワゴンを取りに来ました。」
ガチャ、と扉を開けるとびっくりした様子で座り込んでいる6人がいた。
6人の視線の先はイナリの後ろにいる日常組だった。
pi「あ、ぺいんとでございます!」
kr「クロノアでございます!」
sn「しにがみでございます!」
tr「トラゾーでございます!」
inr「イナリといいます。」
視線に気付いた日常組が挨拶をする。
***
文字数のせいで変なところで切り続けてます
スイマセン┏○ペコッ
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魔猫 奏 - 黒灰白有無%さん» 読んで下さりありがとうございます!ある程度良くなっては来たので来週までには復活できそうです…!(なんか別の症状出たり再発しなければだけど…) (2023年2月11日 7時) (レス) id: 7c369c8504 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無%(プロフ) - 作品楽しませていただいたます!面白くてめちゃ好きですあと、あの、本当に無理はしないでくださいね、お大事にして下さいゆっくり休んで下さいね (2023年2月11日 1時) (レス) @page17 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
魔猫 奏 - メレンゲさん» ありがとうございます!気まぐれ更新ですが頑張ります! (2023年1月15日 7時) (レス) id: acc2362812 (このIDを非表示/違反報告)
メレンゲ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです!続きがとても楽しみで仕方がありません!!無理をしない程度に更新、頑張って下さい!応援しています!!!! (2023年1月14日 22時) (レス) @page6 id: 14f90d3c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魔猫 奏 | 作成日時:2023年1月14日 20時