17話 ページ19
夢主side
nk「Aさん…！」
『！？ど、どうした？』
書類を片付けていれば駆け込んでくるNakamu。
焦った様子に私自身も不安になってきてしまう
nk「に、日常さんがメイドさんに襲われて…！
WTで抑えてるんですけど、
日常さんがかなり血を吸われたみたいで…！」
『…嘘だ…クソ、どこのどいつだ…
案内してくれ！』
nk「はい！こっちです！」
襲ったメイドは地下牢にぶち込んで
日常達は休ませた
飲み干される一歩手前だった…
これは”アレ”を使うしか…
…いや、迷惑になってしまいそうだ…
…相談、するか、
『あー…すまない、少し話したいことがあってな…
それでみんなを集めさせてもらった』
日常はクロノアとぺいんとだけ復帰してもらった
あとの3人は貧血が酷いからな…
kr「何かありましたか？」
『…メイドが皆を襲ってしまったのは…
事前に防ごうと思えば防げたんだ、
でも…みんなを縛りたくなくてこんな結果にしてしまった…
本当にすまなかった…』
pn「いや！本当に大丈夫です…！
俺達が気を抜いていたのも良くなかったんで…！」
『…そうか、ありがとう…』
nk「あの、事前に防ごうと思えば防げるけど縛ってしまうって…？」
『？嗚呼…吸血鬼の能力でな…
”契約”、というものがある
契約すると他の吸血鬼は襲えなくなる…
だが互いに了承しないと出来ない上、
魂が繋がっている状態になってしまうんだ…
もしも来世があったら絶対に私と会うし
私に仕えるということが…
決まってしまうからな…
みんなには自由でいてほしい
私に縛られたくないんだ…』
縛るつもりはない
屋敷から出ないようにしたのは
他の吸血鬼がいるからで…
みんなが幸せに暮らしていてほしい
それだけだったんだ
長年、人間の生活を見守ってきた
吸血鬼なんかより人間が好きだ
だから縛られてほしくなかったんだ…
苦しくなる心臓。
この感情は、なんというのだったか…
…嗚呼、そうだ…”愛”だ
それも、家族愛、か？
恋じゃない
敬愛じゃない
でも家族のように共に暮らしてきた
大切にしたくて、ずっと見守りたくて。
でも縛りたくはないから抑えつけて…
…いつか見た、子供が旅立つのは辛い、って言うやつかな、
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魔猫 奏 - 黒灰白有無％さん» 読んで下さりありがとうございます！ある程度良くなっては来たので来週までには復活できそうです…！(なんか別の症状出たり再発しなければだけど…) (2023年2月11日 7時) (
レス) id: 7c369c8504 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - 作品楽しませていただいたます！面白くてめちゃ好きですあと、あの、本当に無理はしないでくださいね、お大事にして下さいゆっくり休んで下さいね (2023年2月11日 1時) (レス) @page17 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
魔猫 奏 - メレンゲさん» ありがとうございます！気まぐれ更新ですが頑張ります！ (2023年1月15日 7時) (レス) id: acc2362812 (このIDを非表示/違反報告)
メレンゲ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！続きがとても楽しみで仕方がありません!!無理をしない程度に更新、頑張って下さい！応援しています!!!! (2023年1月14日 22時) (レス) @page6 id: 14f90d3c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔猫 奏 | 作成日時：2023年1月14日 20時
