12話 ページ13
夢主side
食堂に向かってゆっくり歩き出す。
6人はイナリが連れてくるだろうし、大抵、日常組は私より先に起きてるからな。
『ん、おはよう。』
pi「あ、おはようございます！」
kr「おはようございます。」
sn「おはようございま〜す！」
tr「おはようございます。」
それぞれの椅子に座ってこちらに気付くと挨拶をしてくれる。
一人だった時はなにも思わなかったが、こうも挨拶するというのは暖かいな。
テーブルはとても広く、私は所謂お誕生日席、だ。
全員で12人は座れるようになっている。
と言っても私の向かい側の席はそもそもあって無いようなものだが…
pi sn inr 席 席
夢主──────────席(使わない)
kr tr 席 席 席
そろそろ6人が来る頃だと思い、使用人に料理を運ばせる。
元々品数をそこそこ多めにしていたのもあるが、好き嫌いが分からないからな。
暫くすると廊下から足音が聞こえてくる。
イナリと6人だな。
inr「こちらが食堂です。お好きな席にお座り下さい。ただ、Aさんの向かい側の席には座らないようにして下さいね。」
少し好奇心と遠慮が見えた気がする。
人間の感覚で言うと紅と黒を基調としたお城のような屋敷らしい。
こんな屋敷は絵の中の世界だとかなんとか。
pi sn inr br sm
夢主───────────席(空き)
kr tr nk shk kry
『頂きます。』
日常組「「「頂きます。/いただきまーす！」」」
WT「「…いただきます。」」
いただきますを最初にいうのは屋敷の主だから、とかなんとかで私が最初に挨拶するまで食べないことになっている。
解せぬ。いつも思うが、自由に食べればいいものを…
それが人間の文化なのだろう。まあいいか。
『ふむ、パスタか…旨いな。』
吸血鬼とはいえ、私はどちらかと言うと人間の食事の方が好きなものでね。
腹には血より溜まりにくいが、美味しいからな。
私からしたらいつも通りの美味しい味という感覚だが、6人の方を見れば1口目で驚き、幸せそうに食べる。
日常組も買った時は同じ反応をしていたが…まあ美味しくないものを食べていたのだからしょうがないか。
イナリが使用人を呼んで料理を追加させる。
あっという間に無くなっていくな…
まあ別に構わないが。
＊＊
今更ですけどイナリさんの口調間違ってたらすいません
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魔猫 奏 - 黒灰白有無％さん» 読んで下さりありがとうございます！ある程度良くなっては来たので来週までには復活できそうです…！(なんか別の症状出たり再発しなければだけど…) (2023年2月11日 7時) (
レス) id: 7c369c8504 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - 作品楽しませていただいたます！面白くてめちゃ好きですあと、あの、本当に無理はしないでくださいね、お大事にして下さいゆっくり休んで下さいね (2023年2月11日 1時) (レス) @page17 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
魔猫 奏 - メレンゲさん» ありがとうございます！気まぐれ更新ですが頑張ります！ (2023年1月15日 7時) (レス) id: acc2362812 (このIDを非表示/違反報告)
メレンゲ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！続きがとても楽しみで仕方がありません!!無理をしない程度に更新、頑張って下さい！応援しています!!!! (2023年1月14日 22時) (レス) @page6 id: 14f90d3c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔猫 奏 | 作成日時：2023年1月14日 20時
