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171話 ページ28
中庭に着く。大きなポールが立っていた。何だろうと眺めていると、リストバンドから声がした。
チェル「全員、各フィールドに到着したようです。」
了平「何だ…?この棒は。」
チェル「各フィールドに設けられたポールの頂上にはフィールドと同じ種類のリングが置いてあります。」
あれ、さっきまでチェルベッロさんが持っていなかった?
獄寺「ん…!?リング…まさかまた奪い合えってのか……?」
「ってことはさーオレ達も戦えちゃうわけ?」
チェル「どうぞご自由に。」
私相手がいないんだけどな…?
綱吉「え!?」
チェル「ただし、できればの話ですが。」
その時、グサッと手首に何かが刺さった。
A「いった!」
リストバンドから聞こえる声えみんなに刺さったのだと知った。
チェル「ただ今守護者全員にリストバンドに内蔵されていた毒が注入されました。」
じわりじわりと体が熱を帯びてくる。
チェル「デスヒーターと呼ばれるこの毒は瞬時に神経をマヒさせ立つことすら困難にします。そして、全身を貫く燃えるような痛みは徐々に増してゆき30分で…絶命します。」
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作者名:a tear | 作成日時:2018年10月2日 20時