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165話 ページ22
夜になるとだいぶ体力も回復してきて、私は恭弥くんと外に出た。
A｢…ふう、流石にもう倒れないようにしないと。｣
1年前までは普通の中学生だったけど…でもやっぱりみんなが頑張っているのに私だけ頑張らないのはどうかと思うし。
雲雀｢周りを守るためには自分が生きていないと駄目だからね。勝手に死んだら許さないから。｣
A｢…うん、でもやっぱり私は、みんなが助かるなら命を投げ出してでも助けたいから…約束は出来ないな。｣
雲雀｢命を投げ出さないように僕がいるんだから。別に少しくらい自分本位に生きてもいいんじゃない？｣
恭弥くんの少しツンとした声で柔らかくて優しい言葉が紡ぎだされた私は萌え死ぬところだった。
A｢うん…背中は預けた。｣
ニヤリなんて悪友と顔を見合わせるみたいに笑ったらもう私はいつもの私だった。
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作者名：a tear | 作成日時：2018年10月2日 20時
