今日:25 hit、昨日:0 hit、合計:117,290 hit
小｜中｜大
143話 ページ48
カタリと音が聞こえて、微睡んでいた私は薄く目を開けた。
雲雀｢おはよう。｣
A｢ん…今、何時？｣
掠れた声で私が聞くと、
雲雀｢9時。｣
と恭弥くんが心地の良い低音の声で教えてくれる。
A｢あー…｣
もうそんなに経ったのか。
雲雀｢うどん作ったけどいる？｣
ふわりと香った出汁の香りに、食欲が出てくる。
A｢ん…食べる。｣
ふわふわの卵が出汁を吸って、じゅわっと出汁が滲み出てくる。
雲雀｢…美味しい？｣
A｢おいしい…もしかして、恭弥くんが作ったの？｣
私がそう聞くと、
雲雀｢…まあ、誰も居なかったし。｣
と恭弥くんが目を逸らした。な、なんと…無意識の内に恭弥くんの手料理を食べてしまった…！
A｢ええ、食べ終わりたくない…｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「原作沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：a tear | 作成日時：2018年8月26日 20時
