77話 ページ30
獄寺くんは渋々といった表情で私をそっと床に下ろした。
暫くの間ボーッとしていると、凄い物音がした。みんな、戦っているのだろう。
A「ひばちゃん…」
私、ひばちゃんに嫌われたな。それもそうか、小さい頃から後ろをちょろちょろ追い掛けて、1人で転けて泣いて、ひばちゃんにおんぶされて…群れが嫌いなひばちゃんに、すっごい迷惑掛けてた。幼馴染だから特別だと思ってた。これからも、ずっとこの関係が続くと思っていた。
A「初恋、叶わなかったな…」
ズキズキと傷口が痛む。そういえば、止血もまだなんだっけ。もう、いいや。ゆっくり休みたい。
「おい!ここに怪我人が居るぞ!」
「…大丈夫ですか!」
ふと、私に声を掛ける人がいて、目を開けた。お医者さん?
A「大丈夫…です。あの、他の人達は、大丈夫ですか?」
私がそう言うと、
「ええ。危険な状態ですが、なんとか大丈夫ですよ。」
A「よか、た…」
なんだか、眠いな…
「まずいです!心拍数が低下!」
慌てた声が聞こえる。疲れたんだ。ちょっとだけ、眠らせて…
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a tear(プロフ) - 蘭華さん» コメントありがとうございます´`* 夢主ちゃんは私が出来る最大限の可愛い子です…笑 ひばちゃんはニックネームが思いつかなくて…(´∀`)更新頑張ります…! (2018年8月17日 7時) (レス) id: f1e0dd0ec0 (このIDを非表示/違反報告)
蘭華 - 面白いです!更新頑張って下さい!!夢主ちゃんに、ひばちゃん………かわいい() (2018年8月16日 22時) (レス) id: f9dff83eda (このIDを非表示/違反報告)
a tear(プロフ) - 唯さん» コメントありがとうございます。(ノ;・ω・)ノ直しておきますね。 (2018年8月5日 16時) (レス) id: f1e0dd0ec0 (このIDを非表示/違反報告)
唯 - 噛みじゃなく咬みですよー (2018年8月5日 10時) (レス) id: 6bfe22f21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:a tear | 作成日時:2018年7月29日 9時