並盛の幸運ガール。2［家庭教師ヒットマンREBORN！］

50話 ページ3

毎年来ているお花見の場所。風紀委員の人にお疲れ様ですの意味を込めたお菓子を渡した。

2人で静かに桜を見る。そこに、楽しげな声が聞こえた。

雲雀｢何やら騒がしいと思えば君達か。｣

て、ひばちゃん先行っちゃってる！

A｢ひばちゃん、早いよ…！ってまた委員会の人殴ったの！｣

あ、ツナくん達だ。

雲雀｢…僕は屍の上にたってる方が落ち着くんだ。｣

A｢…はぁ。大丈夫ですか？治療しますね。｣

あー、歯が…

シャ｢いやー絶景！絶景！花見ってのはいいねー♪｣

私が振り返ると、でろんでろんに酔っているシャマル先生が居た。

シャ｢っか〜やだねー男ばっかっ！あ、Aちゅわーん！今日も可愛いねぇ〜！｣

私はその声に苦笑いしながら手を振った。

雲雀｢A。危ないから下がってて。｣

と私より前に出たひばちゃん。

シャ｢へーおめーが暴れん坊主か。おまえ姉ちゃんいる？｣

雲雀｢消えろ｣

シャ｢のへー!!!ふぎゃーっ!!｣

ああ…また殴った。変な人だけど、一応先生だし…

A｢大丈夫ですかシャマル先生。｣

そう言って私が近付くと抱き締められた。

A｢え、ちょっと…！｣

シャ｢静かに。今いいとこだからね。｣

振り返ると、ひばちゃんが膝をついていた。

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