検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:270,951 hit

34話 ページ35

ひばちゃんの家は広いので、ひばちゃんの部屋に泊まるなんてことは無い。
いや、流石に幼馴染でも、
「一緒の布団で寝よ?」
なんて言えないし。あ、でも小さい頃は一緒に寝たな。

雲雀「A、入るよ。」

襖が開いて、ひばちゃんが入って来る。

A「どうしたの、ひばちゃん。」

そう言うと決まってひばちゃんは

雲雀「…別に。」

と言う。そしたら静寂が訪れて、私から喋りだす。

A「ひばちゃん、少し分からないところがあるんだけど聞いてもいいかな。」

雲雀「…いいよ。どこ?」

私は教科書を広げて、見せる。

雲雀「ああ、ここ。ここは────」

分からないなんて嘘。本当は、話の話題が無くて困ったから。それは、まぁ建前で、本音はちょっとだけくっつきたかった。

雲雀「…A?聞いてるの?」

A「…ん。聞いてるよ。」

そう私がへらっと笑うとひばちゃんは溜息を吐いた。

雲雀「じゃあ、ここ。やってみて。」

勿論私はこの問題の解き方を知っているのでさらさらと解いた。

A「どう?」

雲雀「…正解。」

そう言うとひばちゃんは私の頭を撫でた。

35話→←33話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (98 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
294人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

a tear(プロフ) - 千影さん» コメントありがとうございます。Σ(´□`;)ハッ…本当ですねすみません、すぐ直します!拙い文章ではありますが、これからも頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年7月23日 16時) (レス) id: f1e0dd0ec0 (このIDを非表示/違反報告)
千影 - いつも読ませていただいてます。 39話のoff course もちろんという意味ならof courseだと思います。 (2018年7月23日 12時) (レス) id: 6a10e66d36 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:a tear | 作成日時:2018年7月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。