34話 ページ35
ひばちゃんの家は広いので、ひばちゃんの部屋に泊まるなんてことは無い。
いや、流石に幼馴染でも、
「一緒の布団で寝よ?」
なんて言えないし。あ、でも小さい頃は一緒に寝たな。
雲雀「A、入るよ。」
襖が開いて、ひばちゃんが入って来る。
A「どうしたの、ひばちゃん。」
そう言うと決まってひばちゃんは
雲雀「…別に。」
と言う。そしたら静寂が訪れて、私から喋りだす。
A「ひばちゃん、少し分からないところがあるんだけど聞いてもいいかな。」
雲雀「…いいよ。どこ?」
私は教科書を広げて、見せる。
雲雀「ああ、ここ。ここは────」
分からないなんて嘘。本当は、話の話題が無くて困ったから。それは、まぁ建前で、本音はちょっとだけくっつきたかった。
雲雀「…A?聞いてるの?」
A「…ん。聞いてるよ。」
そう私がへらっと笑うとひばちゃんは溜息を吐いた。
雲雀「じゃあ、ここ。やってみて。」
勿論私はこの問題の解き方を知っているのでさらさらと解いた。
A「どう?」
雲雀「…正解。」
そう言うとひばちゃんは私の頭を撫でた。
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a tear(プロフ) - 千影さん» コメントありがとうございます。Σ(´□`;)ハッ…本当ですねすみません、すぐ直します!拙い文章ではありますが、これからも頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年7月23日 16時) (レス) id: f1e0dd0ec0 (このIDを非表示/違反報告)
千影 - いつも読ませていただいてます。 39話のoff course もちろんという意味ならof courseだと思います。 (2018年7月23日 12時) (レス) id: 6a10e66d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:a tear | 作成日時:2018年7月6日 23時